介護施設の母のもとに通うようになって2年。バス、地下鉄、電車を乗り次いで帰ってくるまで6,7時間かかります。毎回、小旅行みたいにレスポのボストンバッグ、ミディアム・ウィークエンダーに洗濯物を詰めて行き来しています。
その日は帰りが遅くなるので、よくお弁当や総菜を買って帰りましたが、往復の自分なりのペースがつかめると、夕食はなるべく手作りの方がよくなりました。それに簡単でおいしいレシピが見つかるとすぐ飛びついてしまいます。
∞-*-∞-*-∞ 常夜鍋 ∞-*-∞-*-∞
① 1リットルの水に、ショウガひとかけの薄切り、酒 2分の1カップ、塩 小さじ 1 を鍋に入れて沸騰させます。
② 3等分したほうれん草と豚ロースをいれ、ポン酢で食べるだけ。あっという間に出来上がります。( 根元には十字の切れ込みを入れておきます )
さっぱりしてとてもおいしく、毎日食べてもいいくらいにおいしいので「常夜」というのだそうです。ダシも取らなくていいし、寄せ鍋ほど塩分がありません。
このほうれん草は霧島産の「大きいほうれん草」で40センチくらいあり、甘みのあるおいしいものです。二人で400グラムも食べられます。
∞-*-∞-*-∞ タジン鍋 ∞-*-∞-*-∞
野菜庫の掃除みたいに便利なメニューです。タジン鍋が活躍します。
玉ねぎ、キャベツ、シメジ、椎茸、ピーマン、パプリカ、ニンジン、ブロッコリー、サツマイモ、それに鶏肉をいれます。チキンブイヨンを100ミリリットルの水で溶いて流し入れ、蓋をして火にかけると15分ほどで火が通ります。鍋も厚いし、とんがり帽子状の重たい蓋がしっかりと蒸気とうまみを閉じ込めるので、おいしさが逃げません。ポン酢でさっぱりといただきます。ごまドレもOK。
∞-*-∞-*-∞ 簡単押しずし ∞-*-∞-*-∞
干しアミをいただいたので、何に使おうか・・・と思いついたのが、いつもは桜エビで作るお寿司です。
①干しアミ20グラム、酒小さじ3、砂糖小さじ2を入れて鍋で煎り付けます。
②卵3個は、焦げないように煎り卵。トッピング用に少し取り分けておきます。
③菜の花 半たば を茹でてザルに上げ、しょうゆ 小さじ1 をふりかけてゆるく絞ります。トッピング用に蕾の部分を残し、後は細かく刻みます。
④2合の米は普通に炊き、炊き上がったらすし飯にします。それに、①と②と③を混ぜます。
⑤牛乳パックを適当に切り取り、その中に一人分ずつ④を入れて形を作り、最後に卵、蕾をのせて出来上がりです。
常備菜として作っておいた、鶏モモの醤油煮、椎茸の甘辛煮、ミョウガの酢漬けを一緒に盛り付けると、急いで作った料理とは思えないほどごまかしが効きます。
私もお寿司食べたくなりました。チリメンジャコと漬物と卵と青みを用意して、今、金糸瓜の甘酢漬けもありますし、作ってみましょう。
きっと心待ちにしておられ、喜ばれて
いるんでしょうね。
私も老々介護から朗朗介護にしたいと思いますが
現実は厳しく、涙がこぼれる日もあります。
当然 食事も手抜きになりがちですが、参考に
させてもらいます。ありがとうございます。
昨秋に、ちょっと家に帰ってみましたが、常時一人は付き添うように
指導があり、ということは母を見るために常に二人が同居しないと
家事ができません。なかなか難しいことです。
結局は介護施設に頼るしかありません。胸が痛みますが・・・。
》》おばさん様
老老介護を朗朗介護に…、その気持ちを強く持たなければいけないと
私も反省しています。
母は92歳まで独り暮らし。教師をしていて生徒の結びつきが強く、
倒れる寸前まで自分の家に集まってお昼を食べたり、お茶をしたり・・・。
そんな楽しい生活だけを覚えていて、家に帰りたがります。
不自由になったからだの事が把握できなくて、元気だった頃を覚えていて
それを再現したがるので、本人も周りも苦しいです。
お母様が介護施設にいらっしゃるので大変でしょう。ご苦労様です
市販のお弁当なども飽きてしまいますよね
やっぱり手作りが一番ですね
それにポン酢は私も大好きでよく使います
柚子が有るときには自分でポン酢を作って食べると余計に美味しいです
それと干しアミや鶏もも肉やしいたけを載せて菜の花を飾って~春らしい
押し寿司ですね
私もまたお寿司を食べたくなりました
有難うございます
教えてくださいね。
最近簡単でおいしいものならすぐ真似してみたと思います。
でも、お鍋の季節って体重が増加・・・。
残ったスープで雑炊にすると、塩分丸ごと体に取り込んで
よくないので、最近は努めて雑炊なしにしています。
》》花ぐるまさん
手作りポン酢を食べだしたら他のが使えなくなるくらいですね。
わたしは、カボスと市販のかけ醤油をほぼ同量で作ります。
たっぷり作ったので当分は大丈夫。
でも冷蔵庫保存もスペースを取るので大変です。