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てらまち・ねっと



 地震など天災による被害が年ごとに実感されるこの頃・・・と言いたくなる。事例も情報も豊富だからか。
 うちの自宅も築100年以上の日本家屋で、縦横の揺れるに弱いことは素人ながらに明らか。
 最近の地震の例からも、1階が2階につぶされる順は明らか。

 ずっと以前から専門家に相談してみたり、二人で話し合ったりはしてきた。
 総合建築業の人に「鉄骨で、骨格だけ補強できないか」と聞いてみたら、答えは、「強度の計算などし、設計しないといけないけど、建て直した方がいいのでは」・・・・
 内装や一部骨格の改修を施工してもらった工務店に、「滞在時間の長いよく使う2部屋分ぐらいを補強できないか」と聞いてみたら、答えは「やったことないけど、500万では済まないだろう。建て直した方が」・・・

 そんな返事ばかり。
 いつか、どこかで踏ん切りをつけないといけないことで、迷っているうちに罹災したら後悔では済まない・・災害とはそういうもの。
 昨日、中日新聞の白井さんが書いた 「<備え 再点検> 安価な『耐震シェルター』に注目」 という記事があった 2016年5月4日 中日 (ブログ末に保存)。

 記事中に「東京都の耐震ポータルサイトでは、各社の耐震シェルターの特徴や価格などを紹介している」とあったので、今朝、開いてみた。
 以前、素人勝手に頭で「こういうふうにできるのではないか」と想定していたものが、具体的になり、とても参考になる。ずいぶん、研究や試行が進み、実地で施工されている。価格、施工費などもおおむね分かるようになっている。
 そこで、今のここのイメージに適用出来そうな幾つかを業者のWebページも見ながら、データをとどめた。

 (追記 5月7日 ⇒ ◆耐震ベッド 防災ベッド/寝室用の耐震シェルター/常用部屋の耐震シェルターの情報

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★東京都 耐震ポータルサイト ホーム > 耐震化はなぜ必要? > 4.耐震シェルターという方法>

 以下は、この都のページから、手法・業者ごとに、前半は、都の解説から抜粋し、後半は業者のWebページから抜粋した。

★耐震シェルター「レスキュールーム」
鉄骨部材を組み込んで1階の一部屋を丸ごと補強 併せて建物全体も補強
6畳定価 277万円(設置工事 2週間)  8.53t以上

床・天井等を除去し、基礎を新設して、レスキュールームを6畳和室に設置し、一部屋を補強 既存の柱とレスキュールームをつなぎ、固定

会社から一言 巨大地震より、大事な人命、財産を守ります。
有限会社 ヤマニヤマショウ HP:http://rescueroom.main.jp/
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 ◆  耐震シェルター「レスキュールーム」巨大地震からあなたの大切な家族・財産を守ります!


 ◆ 耐震補強、レスキュールーム「価格表」

お見積り依頼はお気軽にご連絡ください。耐震加工のレスキュールームは、全国各地にて販売施工を承っています。
現在の建物に関する耐震診断やお見積もりや資料請求、お気軽にご連絡ください。


★シェル太くん工法
お家の中に、頑丈なシェルター(避難空間)を作ります。鉄骨はすべて工場加工されたものを現場で組み立てます。
186.3万円(部屋の大きさ、内装仕上げにより費用の増減があります)
木造二階建て住宅が倒壊した場合を想定して計算しています。一部屋の避難(生存)空間を、頑丈な鉄骨で作ります。

利用者の声
古い家なので、地震が心配でした。耐震改修も考えましたが、それなりに時間とお金がかかります。一部屋でも命を守れる安心空間が作られた事で、満足しています。

会社から一言
耐震改修だけが、答えではありません、まずは命を守ることを考えてみませんか。
株式会社ヤマヒサ HP:http://www.yamahisa.co.jp/
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セイフティールーム「シェル太くん」とは
 
NHKでも紹介されましたシェル太くんは一部屋だけ耐震強化するリフォームシステムです。
過去の阪神大震災、東日本大震災、今後の大震災に備え、各自治体から問い合わせや避難、耐震の対策に使われています。


★シェルキューブ
鉄骨フレームによるシェルターを設置し、内装工事で仕上げます。
350万円(6帖タイプ・内装工事込み標準工事費)耐荷重 100トン以上(真上からの荷重)鉄骨フレームがシェルターの役目を果たします。

床・天井を解体し、鉄骨フレームを設置。内装工 事を行い、仕上げます。

利用者の声
思っていた以上に頑丈な鉄骨でした。いざという時に備えて、いつもいる部屋に設置し、安心して生活しています。

会社から一言
大地震の建物倒壊から大切な人の命を守ります。築年数・間取に関わらず設置できます。
株式会社 デリス建築研究所 HP:www.delis-archi.co.jp

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◆ シェルキューブとは
震度7の地震により建物が倒壊しても、耐震シェルターがあなたを守ります。


  シェルキューブの適用部屋サイズと仕上表
 標準規格サイズ 8種標準サイズ  ■12帖以上についてはお問合せください。■現場合わせでさらにフリーサイズが可能です。


  キェルキューブRの費用&スペック


★耐震シェルター「安全ボックス」
家の1階の部屋の中に、新たに鉄筋コンクリートで基礎をつくり、軽量鉄骨の骨組みで安全な部屋をつくります。
仕上がりの見た目は普通の部屋と変わりません。住んだまま、短い工期で施工が可能です。

設置費用980,000(4.5帖 建具等設置費用 別途約50,000)
1,270,000(6帖 建具等設置費用 別途約65,000)
1,480,000(8帖 建具等設置費用 別途約75,000)
耐荷重34t(真上からの荷重)

事例の概要軽量鉄骨で安全な部屋をつくります。
1階の1部屋に設置することで、この部屋だけはつぶれず安心・安全なスペースとなります。

利用者の声
子供・孫達と一緒に住んでいるので、いざ地震という時に家族を守れる頑丈な部屋を作って欲しいと相談し、この安全ボックスを設置してもらいました。地震が来たら直ぐにこの部屋に集まれば心配ないという安心感があり、頼んで本当に良かったと思います。

会社から一言
住んでいる方の生命を守る事を一番に考え、安全ボックスを設置します。
地震から身を守るシェルターであると同時に、普段は快適に過ごせる空間をつくります。 安心してやすめる寝室や家族と過ごすリビングとしてご利用ください。

株式会社 アップルホーム HP:http://www.apples-home.co.jp/
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◆ 耐震シェルター安全ボックスならお任せください







●<備え 再点検> 安価な「耐震シェルター」に注目
      2016年5月4日 中日(白井康彦)
 熊本地震では、地盤の弱い地域を中心に一戸建てマイホームの倒壊が目立った。ただ、本格的な耐震補強には100万円単位の費用がかかるため、高齢者は「老い先長くもない。費用がかさむのでやめておこう」と考えてしまいがちだ。こんな中、寝室だけ補強する「耐震シェルター」が、安価な地震対策として注目を集めている。

 愛知県岩倉市の有限会社「宮田鉄工」。主に接合部品などの金物を製造する零細な町工場だが、熊本地震の発生後は、連日二十件ほどの電話が相次ぐ。問い合わせはすべて、社長の宮田不二一(ふじいち)さん(65)が考案した耐震シェルター「剛建」について。「電話対応に追われています」。宮田さんは話す。

 剛建は、民家の一室の内部に木造軸組み工法で造る。壁や天井は分厚い合板製で、天井上は角パイプで補強してあり、天井上の高さ三メートルから三トンの砂袋を落としたり、クレーンでつり上げて地上五メートルから落としたりしても耐えることができる。内部はシングルベッドを二つ置ける大きさ。「家が倒壊しても、剛建の内部は安全」という。

 材料すべてを専用金物で簡単に固定でき、工事期間は一日で、床工事を除いた設置費用は三十八万円。六畳間以上の大きさが必要で、二階建て一戸建ての一階に主に設置する。

 宮田さんは、築五十年超で瓦屋根の自分の家にも剛建を導入した。六畳間の内側に、もう一つ部屋ができた感じ。「わが家も耐震性に不安があるので、この中で寝ることもあります。もし家が倒れても、四方に設けられた出入り口からがれきをくぐり抜けて外に出られます」と自信満々だ。

 一戸建ての一部の部屋だけを耐震化するシェルターは、住宅メーカーからも発売されている。鉄製フレームのタイプが多いが、設置費用は百万円を超す例もある。

 耐震シェルターよりも簡易なのが、ベッドの部分だけを補強する「防災ベッド」。ベッドの上にアーチ形の鉄製のフレームを設置し、家が倒壊しても生き延びられるスペースを確保するもので、価格は三十万~五十万円が中心だ。

 東京都の耐震ポータルサイトでは、各社の耐震シェルターの特徴や価格などを紹介している。

◆設置費一部補助の自治体も
 耐震シェルター設置費用の一部を補助する制度が、多くの自治体にある。補助額は自治体によって異なる。

 例えば横浜市は、条件をクリアできた場合には最大30万円を補助する。「耐震診断を受けて耐震改修してもらうのが耐震補強の政策の柱だが、それができない人もいるため」(建築防災課)と説明する。

 ただし、補助には厳しい条件を付けている自治体が多い。目立つのは「1981年5月以前に建てられた旧耐震基準の木造住宅」であること。

 熊本地震では、新しい基準で建てられた住宅も、地盤が悪いなどの悪条件が重なって倒壊したケースがある。ある耐震シェルターメーカーは「補助金が受けられないと分かって、設置をあきらめる人もいる」と指摘する。

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