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てらまち・ねっと



 ここ「山県市」は、岐阜市の北続きのまちで、2003年に周辺町村と合併して「市」となりました。
 私は、合併前の「高富町」のときの1995年に初めて議員になり、20年以上。途中、首長選の関係で幾分の空白がありましたが、今期は今年2016年4月30日で市議の4年の任期が終了。

 私は、4月中旬の選挙に立候補しませんでした。議会の現場から離れるつもりでしたから、3月末には県選管に政治団体(いわゆる後援会)の解散届も出したので、私が選挙に出る可能性がほぼないことは、行政関係者は認識していたでしょう。
 市議の肩書も記入した自作の「名刺」は、間違って使ってはいけないので、すべて処分。

 任期を終えて1週間、連休も開けたので、そのあたりの想いを少し整理し、今後進む方向をブログにとどめておくことにします。

【今までのこと-1】 1978年、大学の卒業と同時に農薬や化学肥料を使わない、いわゆる「有機農業」を開始しました。土の上でニワトリを飼う「平飼い養鶏」も行い、赤色卵は食用に、加えて野菜の肥料も鶏舎でできるという循環型の「有畜複合経営」が基本。野菜、卵、米など生産物は消費者に直接届ける形態の、「生産者と消費者の提携グループ」を作って進めました。それ自体が市民運動と思っていました。
 他にも、様々な市民運動を行い、かかわりました。新聞などには「市民運動家」と紹介されたりしました。
 このような活動が20年ほど。

【今までのこと-2】 そんな中で、「それぞれ、個別テーマを掲げる市民運動」の側から見ると、行政や議会はどうしても反応が鈍い、対応が足らないなどのことを実感しました。そんな行政や議会を変えようと政治の場に参加しました。
 「政治」も市民運動の一つ、そんな気持ちで、それまで以上に様々な市民運動を行いました。
 このような活動が20年ほど。
 いつの間にか60才を過ぎて、次に何かするなら、「一つのことを納得してするには20年は要る」との観点で、このあたりで区切りとすることにしました。

【これからのこと-1】 政治の場にいた後半は、良いことがある反面、「議員であるが故の窮屈さ」を感じるようにもなっていました。
 20代からずっと通じているのは、市民運動。いろいろな活動をしてきたことから「市民運動の意義」を強く感じています。
 今後は、「市民運動がより盛んになるような支援」を目的とした活動をしようと思っています。全国的な視点で。

【これからのこと-2】 その思いを実現することも仕事の一部になるように、個人で進めるのか、形式的ながら任意団体をつくって進めるのか、会社や社団などの法人組織の形態をとるのか、どれが効率的かつ省力的か、どれが合理的かなどなど、今年になって、関係法令や制度の勉強もし、比較検討しているところです。

【これからのこと-3】 もちろん、議員の皆さんとの勉強会(◆参加者の募集開始/2016年度の【市民派議員塾&政策研究会】)は続けますし、ちょっと離れぎみだった県政などの点検活動(「くらし・しぜん・いのち 岐阜県民ネットワーク」)も再開しようと思っています。
 
 今、こんなふうに考えています。
 
 ちなみに、知人からのプレゼント。


 なお、gooブログからの「5月8日のアクセス」の通知は「閲覧数 5.723 訪問者数 2.055」でした。

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