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てらまち・ねっと



 自民党政権の官房機密費の使途問題は、政権交代して鳩山内閣らによってある程度明らかになった。

 そして、政権が交代しても同じように湯水のように使うのか、まさかそれは無いだろう、・・・見方が分かれていた。

 鳩山内閣21年度分、つまり半年分の合計は、約3億4千万円。

 鳩山政権発足以降、平野氏は計3億6千万円を国庫から引き出しており、使用額は計約3億4千万円になる(5月14日 産経)

 今年の22年度になると、4・5月は大幅増の計3億円。

 政府は11日の閣議で、官房機密費(内閣官房報償費)が4月2日、同28日、5月25日に1億円ずつ支出されたとする答弁書を決定した。 (読売 6月11日)

 もしこのペースで1年間使ったら「18億円」
 鳩山・平のチームの特徴「鳩山が口でいい事を言って、平野が覆す』そんな印象どおりといえるように見える。

 では、鳩山・仙石チームの機密費に対する認識はどうか。

 菅直人首相は「機密費の本質的な性格の中には、一般的な生活感覚だけでは計れない異質なものもあり得る」として、すべてを公開することはなじまないという見方も示した。 鳩山由紀夫前首相は支出内容を記録するよう義務づけ、秘匿性に応じて10~25年後に公開する基本原則づくりを検討していた。 (6月8日 朝日)

 仙谷由人官房長官は11日の記者会見で、請求額が増えた理由について「まだそこまでうかがっていないので分からない」とし、引き継ぎ時の残額も「お答えしないことになっている」として明らかにしなかった。(6月11日 毎日)

 どうも、官房機密費(内閣官房報償費)については、鳩山内閣よりも注視しないといけないようだ。

 (関連エントリー)
 2009年11月6日ブログ ⇒ ◆外交機密費で検査院を『接待』 、在米大使館で会食 /内閣官房の機密費・民主党は主張を転じて非公開に

 2009年11月22日ブログ ⇒
   ◆官房機密費/麻生政権、負けた衆院選の2日後に2.5億円/民主の非公開方針は

 2010年2月14日ブログ ⇒ ◆官房機密費/「上納」問題幕引きか


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●官房機密費1621万円を国庫に返納
        産経 2010.5.14 18:30
 平野博文官房長官が平成21年度に国庫から引き出した官房機密費(内閣官房報償費)のうち、未使用の1621万9082円を国庫に返納したことが14日、政府が閣議決定した答弁書で明らかになった。鳩山政権発足以降、平野氏は計3億6千万円を国庫から引き出しており、使用額は計約3億4千万円になる。塩川鉄也衆院議員(共産)の質問主意書に答えた。

●平野長官:官房機密費使途 引き継ぎに慎重
      毎日新聞 2010年6月3日
 平野博文官房長官は3日の記者会見で、内閣官房報償費(官房機密費)を巡り、在任中の使途に関する後任長官への引き継ぎについて「まだ考えていない」と慎重姿勢を示した。使途の記録状況も「申し上げることは控える」と述べるにとどめた。

 平野氏は報償費公開の是非を検討するため、4月から1年間の支出状況を検証する意向を示してきたが、使途情報が後任長官に引き継がれないと、検証作業が不十分になる恐れも出てきた。平野氏は会見で「今後の政権で(報償費が)『いらない』とはならない」と指摘した。【横田愛】

●菅首相:官房機密費、使途公開検討も
        毎日新聞 2010年6月9日
 菅直人首相は8日の就任会見で、内閣官房報償費(官房機密費)について「何らかのルールは必要なのかと思うが、検討は官房長官に委ねている」と述べ、仙谷由人官房長官の下で、使途の公開を検討する考えを示した。「外交機密問題で、ある期間が明けた後に一度公開するルールも、必ずしも日本でははっきりしていない」と述べ、一定期間後の公開も検討する意向を示した。

 鳩山由紀夫前首相は、3月23日の参院予算委員会で、「4月からすべての支出をチェックする。適当な年月を経た後、すべて公開するよう準備にかかっている」と述べ、将来的に全面公開する意向を示していた。【横田愛】

●菅首相、機密費公表「ルール必要」 全面公開には慎重
      朝日 2010年6月8日23時15分
 菅直人首相は8日の就任記者会見で、内閣官房報償費(機密費)の支出内容の公表について「何らかのルールは必要と思う」と述べた。一方で「機密費の本質的な性格の中には、一般的な生活感覚だけでは計れない異質なものもあり得る」として、すべてを公開することはなじまないという見方も示した。

 鳩山由紀夫前首相は支出内容を記録するよう義務づけ、秘匿性に応じて10~25年後に公開する基本原則づくりを検討していた。


 野中広務・元官房長官がメディア関係者らに機密費を配ったと証言していることについて、首相は「どういうルールと倫理観で(報道に)あたるかは、まずは(報道機関の)みなさん自身が考え、必要とあれば議論されることだ」と述べた

●機密費、平野氏から説明受ける=仙谷官房長官
        時事 2010/06/09-17:43
 仙谷由人官房長官は9日午後の記者会見で、官房機密費(内閣官房報償費)について「まだイメージがわかないので、平野博文前官房長官と実質的な引き継ぎをしたい。非常に多岐にわたる部分があるので、綿密にいろんなことを聞いてみたい」と述べた。鳩山由紀夫前首相が打ち出した、機密費の一定期間後の全面公開を引き継ぐかどうかの判断材料としたい考えだ。

 これに先立ち、仙谷長官は首相官邸で平野氏から、機密費について「形式的な引き継ぎ」を受けた。 

●官房機密費:鳩山前内閣2カ月間で3億円
         毎日新聞 2010年6月11日 
 政府は11日の閣議で、鳩山前内閣が今年度に入って国庫から支出を受けた内閣官房報償費(官房機密費)は、4、5月の2カ月間で計3億円に上ったとの答弁書を決定した。共産党の塩川鉄也衆院議員の質問主意書に答えた。

 当時の平野博文官房長官が4月2日、同28日と5月25日に各1億円ずつ、計3億円請求し、支出を受けた。平野氏は昨年9月の政権交代以降、昨年度中は毎月6000万円ずつ請求していた。仙谷由人官房長官は11日の記者会見で、請求額が増えた理由について「まだそこまでうかがっていないので分からない」とし、引き継ぎ時の残額も「お答えしないことになっている」として明らかにしなかった。【横田愛】

●官房機密費、4・5月は大幅増の計3億円
        2010年6月11日19時09分 読売新聞
 政府は11日の閣議で、官房機密費(内閣官房報償費)が4月2日、同28日、5月25日に1億円ずつ支出されたとする答弁書を決定した。

 昨年9月の鳩山政権発足から今年2月までの間は、毎月6000万円の支出だったと平野博文前官房長官が説明しており、4、5月の支出額はこれを大幅に上回る。
 答弁書は、共産党の塩川鉄也衆院議員の質問主意書に答えたもので、使途については、「政策運営に支障を及ぼすおそれがある」として明らかにしていない。仙谷官房長官も11日夕の記者会見で、「(増額の理由は)そこまで聞いてないのでわからない」と述べた。
 4、5月は、鳩山前首相や平野氏が沖縄の米軍普天間飛行場移設問題で、沖縄県や鹿児島県・徳之島などの移設候補先と調整を急いだ時期と重なっている。

●官房長官、機密費検証続ける
       産経 2010.6.11 19:59
 仙谷由人官房長官は11日、産経新聞社などのインタビューに答え、官房機密費(内閣官房報償費)の使途を公開するかについて、「鳩山前内閣が1年間かけて検証するということだったから、鳩山内閣、その前の(内閣の)分も含めて検証しつつ考えたい」と述べ、慎重に検討していく考えを示した。

 また、「『(機密費は)ないよりあったほうがいい』という方々も多い。悩みながら、この問題に取り組みたい」とも述べた。
 鳩山由紀夫前首相は在任中、機密費の一定期間後の全面公開を検討する考えを示していた。

●官房機密費、退陣直前は2.5倍に 用途は明かさず
       朝日 2010年6月11日19時34分
 菅内閣は11日、鳩山内閣時代の今年4、5月に計3億円の内閣官房報償費(官房機密費)を国庫から引き出したとする答弁書を閣議決定した。政権交代した昨年9月から今年2月までは毎月6千万円だったが、鳩山由紀夫前首相が退陣する直前の2カ月間で急増したことになる。

 共産党の塩川鉄也衆院議員が提出した質問主意書に答えた。
 答弁書によると、機密費を担当する平野博文前官房長官は4月2日、同28日、5月25日に各1億円ずつを引き出していた。支出が増えた理由について、平野氏の後任の仙谷由人官房長官は11日の記者会見で「聞いていないので分からない」と述べた。平野氏から引き継いだ機密費の残額についても「答えないことになっている」と言及を避けた。

 鳩山氏は在任当時、4月から1年かけて機密費の使途の妥当性を検証する方針を示した。だが、平野氏は退任にあたって使い道の記録を後継内閣に引き継がない考えを表明しており、検証できない状態になっている。

●4、5月の機密費は3億円=引き継ぎ時の残高明かさず
         時事 2010/06/11-13:01
 政府は11日午前の閣議で、鳩山前内閣に2010年度に国庫から支出された官房機密費(内閣官房報償費)は総額3億円に上るとの答弁書を決定した。塩川鉄也衆院議員(共産)の質問主意書に答えた。

 4月2日、同月28日、5月25日に各1億円が支出された。仙谷由人官房長官は機密費について、使途などを検証して透明性の確保を図る方策を検討する方針を示している。ただ、答弁書は、内閣を引き継いだ際の残額の有無については明らかにしなかった。 

 平野博文前官房長官は、昨年9月から今年2月の間、機密費を毎月6000万円ずつ計3億6000万円支出したと説明していた。

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