市長のブログ さるさる日記 から
2010/06/21 (月) 6月21日 課長会訓示 2
それから、考えるということはどういうことか、6項目書いてあります。
2、考えるということ
(1)頭に負荷を与える
(2)自分ひとりの力でなんとかしようと本気になる
(3)ひとつのものを頭の中で分解する
(4)全体を思い描くことができ、どこに何があるか、いつでもわかること。
(5)頭の中で部品を組み合わせる
(6)ことばを使って説明する
「考えること」をこれほどはっきりと表したのを私は見たことがありません。
これまで、気持ちに沿った、自分が安心できるような考え方を発見するのを考えることだと、思い違いしていたような気もします。本当の意味での考えるとはこういうことなんだ、こういうプロセスで物を考えれば答えにたどり着くことができる、役に立つ考えをすることができる、ということです。これは高校受験であろうが、仕事であろうが一緒だと思います。
そして、迷ったら、行動してみるということです。
3、わからなくてもまず書いてみる。
「まず行動をおこしてみる」
行き詰ってしまうのは、材料が足りないのかも知れない。自分の感覚が納得していないかも知れない。
だから、とにかく行動を起こしてみる。紙に書いてみたり、現場に行ってみたりしなければいけない。とにかく結果にたどり着かなければいけない。
入学試験用ですけれども、これは非常に参考になることだと思います。
ぜひ、コピーするなどして職員にも伝えていただきたいと思います。
頭を使う技術というところで、今の話をしましたが、私たちが何をしなければならないかといえば、役所は市民の暮らしと将来のために本気にならなければいけない。
役所は手続きに乗っかっていれば、それでOKという風に言われたりもしますが、そういうことでは絶対いけない。
市民の暮らしと将来のために本気になる!
1.市政は手続きではない。手続きは道具の一つに過ぎない。道具は変えられる。
2.市役所も、市長も、議員も、そして職員も道具である。道具である自分たちの繁栄を目標にしてはならない。絶対にいけません。
3.立場を与えられた今、市民全体と将来の阿久根にとって最も良い道具としての働きを果たす。
4.考える道具として、私たちは変わり続けなければならない。そして、どんな状況の人間であっても見捨てられることのない、支えあう阿久根市を作り上げる。そこが私たちの 最後の、本当の居場所である。
覚悟を決めてください。 |