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てらまち・ねっと



 山県市議会議員選挙のポスター公営問題。
 29日の議会定例会最終日は、水増し関与議員らの辞職勧告決議案を否決。
 その直後、多数派議員側から提出された「決議」案が可決された。

 1月に選挙公営条例廃止の直接請求が始まったのを見て、議員提案で条例を廃止してしまうという不謹慎なことをする人たち、それとまったく同じ発想だ。
 
 昼前に定例会は閉会、その午後6人目の議員が水増しを認める場を作った。28日に捜査が終了したから説明するということでの記者会見だそう。

 うわさではあと1人とも。定数22人の議員のうちの1/3近く。 

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印刷用30日新聞 第13報 4ページ PDF版 0.99MB
  ● 市議ら5人の辞職勧告案を否決 山県市議会   岐阜 2007年06月29日13:29
 2004(平成16)年4月の山県市議選で、市議ら数人が公費負担されるポスター代を水増し請求したとされる詐欺容疑事件に関し、同市議会は29日、水増しの事実を認めた当時市議だった現職県議と市議の計5人の辞職勧告決議案を、賛成少数で否決した。

 決議案は、今年4月の県議選で市議からくら替えした横山善道県議(53)と、渡辺政勝(57)、武藤孝成(57)、村瀬隆彦(54)、吉田茂広(42)の4市議の辞職を求めていた。20日に寺町知正(53)と中田静枝(59)の両市議が村橋安治議長らに決議案を提出した。

 この日の本会議では、寺町議員が提案理由を説明。議長と対象議員4人を除く17人で採決を行ったが、「時期尚早」「県議に辞職を求めるのは越権だ」といった反対討論があり、賛成2人で否決となった。

 否決を受け、寺町市議は「(議員は)市民の怒りをまったく受け止めていない。自ら辞めるべきなのに」と話していた。


  ● 「遺憾」決議で幕引き 山県市議会  朝日 6月30日
 市議選のポスター代水増しが発覚した山県市で29日、市議会本会議の採決があり、水増しを認めた県議と4市議に対する辞職勧告決議案は賛成少数で否決された。一方、緊急発議された「市民の信頼回復に向けての決議」案は、「議会としての意思表示」として賛成多数で可決され、閉会した。
 本会議では、寺町知正市議(無所属)と中田静枝市議(共産)が20日に提出していた、元市議の横山善道県議と現職の4市議に、それぞれ辞職するよう勧告する決議案が提出された。

 寺町市議が「当事者が責任ある対応をするよう、議会として意思表示をすべきだ」と訴えたのに対し、「(水増ししたとされる市議は)書類送検すらされていず、判断は時期尚早」「議員の懲罰は選挙民が投票で判断すべきで越権行為」などの反対意見があった。
 当事者の4市議を退席させて採決した結果、寺町、中田の両市議以外に賛成はなく、決議案は否決された。

 一方、久保田均市議(親生会)と村瀬伊織市議(山県クラブ)からは「不正請求の不祥事を遺憾とした上で、節目ごとに市民に対して責任ある釈明をし、市民の信頼を回復するよう取り組む」とする「市民の信頼回復に向けての決議」案が提出された。中田市議が「真正面から市議会として解明しようという責務がない」と反対した以外は、採決に参加した全員が賛成し、可決された。
 また、この日までに、記者会見して水増し請求を認めた村瀬隆彦市議は、産業建設委員長の辞任が認められた。(上田真由美)


● 辞職勧告決議を否決 山県市会 市議らポスター費水増し問題  読売 6月30日 
 2004年の山県市議選で当選した市議らが、ポスター製作費を水増し請求したとして、県警から詐欺容疑で事情聴取された問題で、山県市議会は29日、水増し請求を認めた元市議の県議1人と市議4人に対する辞職勧告決議案を否決、代わって提出された「市民の信頼回復に向けての決議案」を可決した。

 辞職勧告決議案は、寺町知正市議(無所属)が「市民の信頼を裏切った5人に市議会は、速やかに金を返済し、職を辞すよう意思表明すべきだ」と提案説明。これに対し、「司法判断前で時期尚早」「県議までは越権になる」といった反対討論があり、賛成少数で否決された。

 代わって久保田均市議(無所属)から、県議を除く4市議が節目の段階で責任ある釈明をし、市議会が市民の信頼を回復するため、全力で取り組むという内容の決議案が出され、可決された。
 閉会後、村橋安治議長は「議会の決議を重く受け止めてほしい」と話した。
(2007年6月30日 読売新聞)
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  ● 新たに山県市議1人、水増しの事実認める    岐阜 2007年06月30日08:33 
 山県市議選のポスター代水増し請求の問題で、新たに市議1人が29日、水増しの事実を認め、同市内で会見を開いて謝罪した。

 水増しを認めたのは、宮田軍作市議(65)=同市平井=。「これまで詳細の説明は断っていたが、28日に警察の事情聴取が終わったことで説明責任を果たしたい」と会見を開いた。

 水増しについては、ポスター代以外に、はがき代と室内掲示用ポスター代の計約16万円を上乗せし、限度額に近い約37万円の交付を受けたと説明。「選挙公営制度の内容を熟知しておらず、ルール違反という認識はなかった」とし、故意ではなかったことを強調した。進退については「残された任期に信頼回復や地域貢献に努めさせていただきたい」と辞職の意思はない考えを明らかにし、「市民や支持者に誠に申し訳ないと思っている」と謝罪した。

 この問題で、水増しを認めたのは宮田市議で6人目。 


   ● 新たに1市議 水増し認める   朝日 06月30日
 山県市議選のポスター代水増し問題で29日、新たに宮田軍作市議(65)が同市内の自宅で記者会見し、水増しを認め謝罪した。謝罪が遅れたことについて「28日に県警の事情聴取が済み、説明責任を果たす時期がきた」として、「市民を裏切る結果になり、申し訳ない」と繰り返した。

 宮田市議は、事情聴取に「自ら事務担当者に指示してポスター代の公費負担を請求させたことを認めた」といい、水増し分の16万2170円で、本来は公費請求できないはがきや室内用ポスターを作製したという。

 違法性の認識や指示の詳細については「記憶があいまい」と明言を避けた。また「制度に対しての理解が不十分だった」とし、「批判を受けとめながら議員活動を続けることで責任をとりたい」として、辞職の意思はないとした。

 宮田市議は、同日の市議会閉会後、平野元・市長らに謝罪し、水増し分を含む公費請求計36万8550万円全額の返還と、来年4月までの在任期間中の議員報酬の8割削減を申し出た。しかし市は、公職選挙法で禁じられている寄付行為にあたる可能性があるとして保留にした。


● 山県市議選ポスター費水増し請求:新たに1人認める 市議会「信頼回復」決議 /岐阜
 6月30日 毎日
 ◇市議会は「信頼回復」決議
 04年の山県市議選を巡る選挙ポスター製作費の水増し請求問題で、宮田軍作市議(65)が29日、警察の事情聴取が終わったとして会見し、「水増し請求の事実があった。市民、後援会、支持者の信頼を裏切る結果となりおわびします」と謝罪した。これまでにほかの市議4人と、元市議の県議1人が水増し請求を認めて謝罪している。

 宮田市議の説明では、はがきと事務所内に張るポスター代(16万2170円)を正規のポスター代と一緒に請求し、その分が水増しとなった。宮田市議は「私に責任のすべてがある。選挙公営制度を熟知していなかった」と話した。

 一方、同市議会は29日、ポスター代の水増し請求を認めた同市議4人と元市議の県議の計5人に対する辞職勧告決議案を否決。「市民の信頼回復に向けての決議案」を可決した。同決議では、不正請求が議会と行政に対する市民の不審を招き、市議会の名誉と権威を傷つけ、信頼を著しく失墜させたと反省。「事件の解明ができる節目節目の段階で、公職者として毅然(きぜん)とした釈明をするとともに、市民の信頼を回復するため全力で取り組む」としている。【宮田正和】毎日新聞 2007年6月30日

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 オーシャンブルーがそろそろ本領を発揮し始めました。
 昨日は、約70輪。

 一昨日の夜、(東海)NHKのニュースで、名古屋市内のあるお宅を映して「朝顔」と誉めていました。いえの人は、6年前にもらって植えて、塀いっぱい、今200輪咲いているとの映像。
 もちろん、終日咲く「オーシャンブルー」「琉球朝顔」。「アサガオ」には違いない。

 うちもたぶん、もうしばらくで、一日何百と咲くことでしょう。

何しろ、植えて3年目になる今年の春(初夏)の大成果は、「越冬した株は、短日処理しなくても、早く咲き始める」と分かったこと。
  6月16日ブログ オーシャンブルー、琉球朝顔。開花は秋から、では困るから「短日処理」を。でも、越冬した株は春から咲く

(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大


ざっと数えらたら、株全体で約70輪
    



日中、色が変り午後を過ぎていくと紫色に
  


 朝、上から見たら、
 前日に咲いた分が重なるように下積み

 夕方、次の朝咲く蕾は、しっかりと待機

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