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てらまち・ねっと



 選挙公営のこと、各地に動きが広がっている。
 春日井市議は過剰に請求した燃料費を返還したという。
 名古屋市議は過剰なポスター代を返還。

 福井県議選のポスター代については敦賀市の 今大地さん らが住民監査請求する予定、豊橋市では既に住民監査請求したという。

 三重県議選や津市議員選では、市民が選管に調査を要求したという。

 ところで、昨年の秋、知り合いの議員らでポスター代など選挙公営問題に取り組もうと相談していた頃、ポスター代の水増し問題を指摘するメールが来ていたのだが、そのやりとりをここで紹介しよう。
 候補者の心情・真情が見事にまとめられている。

 (追記 今日、夕方、県警が書類送検したとの情報あり)

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印刷用7月12日新聞 第19報 3ページ PDF版 0.87MB
(写真をクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大
  ● 燃料費を過大請求 春日井市議返す 7月12日 読売
 今年4月の統一地方選で実施された愛知県春日井市議選で、初当選した安達佳代市議(57)の陣営が、公費で支給される車の燃料代を市に過大請求していたことが11日わかった。安達市議は市選管に訂正を申し入れ、実際に使用した燃料代との差額分3万4300円を市に返還した。

 同市では、選挙活動用の車1台のみに限って燃料代(上限額5万1450円)を支給している。実際にかかった燃料代は1万7150円だったが、安達市議の陣営ではほかの複数の車の燃料代も加算し、上限の5万1450円を請求した。

 安達市議は「初めての選挙で、車1台のみに支給されることを知らなかった。大変申し訳ない」と釈明している。(2007年7月12日 読売新聞)


● ポスター印刷費 過剰分58万円返還 名古屋市議  7月12日 読売
 4月の名古屋市議選で5選された冨田勝三市議(73)(社民、名東区選出)の陣営が、公費で負担する選挙ポスター印刷代を実際の代金よりも約58万円多く市選挙管理委員会に請求していたことが11日、わかった。

 印刷代は名東区の場合、364枚までのポスターを78万9880円を限度に公費負担される。冨田市議は告示日の3月30日、364枚分の印刷代として同市守山区の印刷業者に公費負担の上限額を支払うとした契約書のコピーを市選管に提出した。4月8日の投開票後に、印刷業者が市選管に同じ額の請求書を提出し、全額を受け取った。

 しかし、実際は300枚しか印刷されておらず、印刷代は20万7900円だった。その差額分は冨田市議のスタッフに渡されていたことが判明したため、冨田市議は6月20日に市選管に契約書変更届を提出した。差額分の58万1980円は、印刷業者を通じて翌21日、市選管に返還された。

 冨田市議は「岐阜県山県市議選のポスター代水増し請求問題が発覚する前に、請求額が違うことを把握していたが、自主的に修正するかどうか迷っていて修正が遅れた」と話している。(2007年7月12日 読売新聞)

 ● 山県市議会議長辞職願   7月12日 読売
 2004年の岐阜県山県市議選で当選した市議らが、ポスター製作費を水増し請求した問題で、同市議会の村橋安治議長(58)が、「議会が混乱した責任を取りたい」として、辞職願を副議長に提出したことが11日分かった。同市議会は19日に臨時会を開き、辞任を許可する見通し。

 村橋議長は、ポスター製作費で、公費負担の限度額37万845円の約80%にあたる29万7675円を市選管に請求したが、ほかの市議らとともに県警から詐欺容疑で事情聴取を受けた。村橋議長は、「水増し請求などに関しては、12日に記者会見する」としている。(2007年7月12日 読売新聞)

ポスター費以外計上で監査請求 豊橋市議選 7月11日 中日
公費負担、本末転倒も  7月12日 岐阜
 選挙ポスター1枚あたり1万4233円。3年前の恵那市議選の関係資料を調べると・・・制作費の公費負担を求めた印刷業者に、請求単価が相場より高くないかと問いただしたものの、明快な回答は得られなかった・・選挙権を持つ市民が納得できない額を補助しているようでは本末転倒だ


 ● 名古屋市議も過大請求 ポスター代 収支報告書を訂正  
 山県市議長は辞職願を提出 「議会混乱の責任」
   以上 7月11日 朝日
 山県市議長、辞職願 ポスター代 水増し問題受け  7月11毎日

 毎日 7月11日 
 04年の岐阜県山県市議選をめぐる選挙ポスター製作費の水増し請求問題で、村橋安治・同市議会議長(無所属)が11日までに、議長職の辞職願を藤根圓六・副議長に提出した。村橋議長はこの問題で、同県警から事情聴取を受けており、12日に記者会見を開いて説明する意向。同市議会は近く臨時会を開き、辞職に同意するとみられる。

 村橋議長は10日、藤根副議長に直接、辞職願を手渡した。藤根副議長によると、村橋議長は「6月の定例会が終わるまでは、辞めることができなかった。今後の見通しがついたため、辞職したい」と話していたという。

 村橋議長は市議選の際、ポスター製作費として公費負担上限額の約80%に当たる29万7675円を請求した。村橋議長は5月10日に就任したばかりだった。【稲垣衆史】

名古屋市議も水増し 4月の市議選ポスター代 58万円、市に返還   以上 7月11日 岐阜


 ● 選挙ポスター代 明細書義務化 満額請求者が激減 豊橋市議会 7月10日 朝日
 ポスター制作 公費負担 三重県議選 9人が上限同額  市民グループ 県と津市選管に調査するよう求める 7月10日 読売

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● 県議選ポスター 作製費水増しか 敦賀市議、監査請求へ  7月12日 福井新聞
 今年4月に行われた統一地方選の福井県議選について候補者らが公費負担のポスター作製費を水増し請求した疑いがあるとして、敦賀市議の今大地晴美さんが近く住民監査請求することが11日、分かった。

 地元の印刷業者の中には「水増し分を候補者にキックバックした」などの証言もあり、県議らの対応が注目される。

 情報公開請求で県が開示した資料によると、県議選に出馬した55人のうち半数近くの26人が条例で定められた上限いっぱいに請求。
 県議管に候補者が報告したポスターの単価は約300円から3,000円と最大で10倍もの開きがあり、「ばらつきがあり過ぎる」と不自然さを指摘する市民もいる。

 また、候補者が、公費負担の対象外の印刷費に水増し分を転用するケースもあるとみられている。

 市民オンブズマン福井のメンバーでもある今大地さんは「不正な水増しや無駄遣いの可能性がある。条例の限度額も高すぎる。より低く設定すべきだ」と話している。

 岐阜県山県市では、2004年4月の市議選でポスター作製費を水増し請求したとして、岐阜県警が今年6月、詐欺の疑いで市議らを事情聴取している。

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● 昨年秋、寄せられたメール ● 2006/10/29 (日) 16:01 
〈選挙ポスターの水増し請求の実態〉
 選挙のあるたび、候補者は公費補助対象の公設掲示板用の選挙ポスター印刷代を業者を通じて水増し請求する慣例があるようです。
 情報公開請求で前回選挙のポスター代請求がどのような実態であったかを調査いただくと実質印刷経費の約5倍~3倍の請求があり、選挙管理委員会はそれを支払っています。
 実質印刷代は各印刷業者がホームページ上にアップしている印刷積算表でその価格がわかります。

 問題点:お手盛り条例で決めた選挙ポスター公費補助基準 1枚単価上限額900円~2000円,枚数上限を公設掲示板の数の2倍。ひどい候補者は公設掲示板数プラス100枚程度印刷して、請求は2倍の枚数を請求している。会派に属している候補者は全員水増し請求をしている。
 正直に請求している候補者は会派に属さない市民活動家の候補者だけ。
 現在、公費負担額を改正した自治体は三鷹市、豊橋市、栃木市等ごく僅か。

 知り合いの議員に正したところその回答は
 1 後ろめたいと思っているが皆がやっていること
 2 事務局任せで知らなかった
 3 差額は着服したわけでない、他の選挙費用に充当
 4 条例で決まっていること、違反はない
 5 制度が悪いので候補者は悪くない
 6 当選後、活動報告等の広報活動経費に充当
 7 県会議員や国会議員はもっとすごい
 8 市長選挙や知事選挙でもあたりまえ

まったく反省のいろなし!住民としては不当請求額を返還要求したい。

● 返信のメール ●2006/11/03 (金) 18:21
・・・さま
                 寺町知正
メールいただきながら、返信が遅くなり、すみません。

選挙公営の問題、ちょうど、東海地区の知り合いの有志議員で
取り組もうと相談しているところです。

ポスターやガソリン代に関しては
「算定基準額」が高すぎるので、
それを引きさげるよう条例改正すること。

「無党派・市民派 自治体議員と市民のネットワーク」ということもやっていますが、ちょうど、来る11月5.6日と鈴鹿市で合宿をするので、テーマに加えています。

水増し請求については、どのように
誤魔化しを明確にできるか思案中です。

少しでも、具体的な情報をいただけるとうれしいです。

> まったく反省のいろなし!住民としては不当請求額を返還要求したい。

私も以前から、疑問視しています。
同感です。これも、思案中。

ちなみに私の住む「山県市」は
4年前に自治体合併して「市」になり、
選挙公営の条例をつくりました。
私は、いずれ、他の議員の請求実態を分析して問題化しようとの考えで、
自らの選挙の経費は請求しませんでした。

お礼とお願いまで。

● 再度のメール ●   2006/11/03 (金) 18:49
条例満額請求している会派
チョット遠慮して80%請求している会派
保守系だけでなく、公明も共産も同じ穴の狢。

公開請求でその内容を把握して下さい。


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 去年の夏は、黒皮スイカの抜群の味と日持ちの良さの驚き。
 それで、今年はたくさん作りました。 ウリも。
 スイカやウリはもちろんですが、カボチャは痛風の調整食として助かります。
 発症を見越して作ったわけではないけれど(笑)。

 思いつきで始めたウリやスイカの立体・ネット栽培。
 幾分の反省も持ちつつ、これから実が着くものと期待中。

 ツルが延びる勢いは猛烈。
 とはいえ、ツルが延びたら水田用の紙マルチを敷く、3回ほどその繰り返しをしただけの放任栽培。

 昨年はトマトに鳥被害が出かけたので細い糸で囲って防ぎました。面倒なことでした(スイカは被害なし)。

 今年は、早々とウリがやられました。よって、違う対策。
 今のところ、トマトも何もしなくても大丈夫で、効果テキメン。

     カボチャ類  スイカやウリ類  立体栽培の試み
   ↓          ↓          ↓

5月 5日   
(どの写真もクリックすると拡大。写真右下あたりのクリックでさらに拡大


5月28日   



6月11日   
   ↓          ↓          ↓
作業の後   


6月21日   



6月24日   
   ↓         ↓         ↓
作業の後   


7月 6日   

作業の後   

同じ日に   


  6月26日の被害 
 たぶん カラスだろう 
 今年は、冬からカラスが多く、畑や水田にいつも来ていた

3980円(実物大)と980円(ヒヨドリ大) 
うちの畑の100メートル範囲くらいは来なくなった
 

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