SUPER J-HITS RADIO

2007年03月08日 | 佐野元春 Radio Days

■FM802 SUPER J-HITS RADIO 山弦15周年スペシャル
3月4日(日)19:00-22:00
DJ:加藤美樹
GUEST:小倉博和(LEFT), 佐橋佳幸(RIGHT)

Playlist
01.JOYRIDE(『JOYRIDE』)

藤井フミヤのコメント
02.True Love(山弦 featuring 藤井フミヤ)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

03.EL LOCO
(山弦 featuring SOLID BRASS[村田陽一/西村浩二/山本拓夫])
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

04.ひなぎく(山弦 featuring 平松八千代)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

05.RODEOKING(『JOYRIDE』)

06.Tシャツに口紅(山弦 featuring 鈴木雅之)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]
鈴木雅之のコメント

07.Guilty(山弦 featuring 小田和正)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

佐藤竹善のコメント
08.Hotel California(山弦 featuring 佐藤竹善)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

09.TELL ME SOMETHING(『ISLAND MADE』)

スキマスイッチのコメント
10.奏(山弦 featuring スキマスイッチ)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

11.僕の部屋で暮らそう(山弦 featuring 宮沢和史)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

12.SOMEDAY(山弦 featuring 佐野元春)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

13.島育ち-人の歩く道-(山弦 featuring 槇原敬之)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

大貫妙子のコメント
14.あなたを思うと(山弦 featuring 大貫妙子)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

15.クロマ王朝の悲劇(山弦)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]

16.HARVEST(山弦)
[2006.10.31 LIVE AT CC LEMON HALL]
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■内容の一部を抜粋
・山弦15周年スペシャル
本邦初公開となる「山弦15周年 中年漂流記~急流、濁流、乗ってケ漂流」のCセット、CCレモンホール(渋谷公会堂)のライヴ音源を中心としたプログラム。なんと出演者全員がライヴ音源をながすことに承諾したという。山弦15周年サイトで公開された当日のセットリストを見ていたら、ほとんど順番通りにオンエアされてます。後半、何曲か入れ替えてありますが。司会進行の萩原健太さんの声も入ってます。スタジオ生出演の山弦の声はおぐちゃんが左チャンネル、佐橋くんが右チャンネルと振り分けられています。

・True Love
藤井フミヤはサプライズ・ゲストだった。
オリジナルも山弦の二人でレコーディング。
2002年の「Meet The World Beat」でも藤井フミヤと山弦でやったという。

・EL LOCO
SOLID BRASSは山弦の結成直後にライヴでよく共演していたという。おぐちゃんと山本拓夫と村田陽一は福山雅治のライヴ・ツアーで一緒にやってるそうだ。
山本拓夫は「やぎおくん」と呼ばれてるらしい。
「譜面を食べるからなんじゃないの?」とおぐちゃん(笑)。

・ひなぎく
平松八千代と山弦は「SOY」として1998年2月に「Sweet Season」でデビュー。アルバムは2枚出ている。平松八千代はLANPAでイカ天優勝という経歴を持つ。
「ひなぎく」はおぐちゃんが作曲。SOYとしてはじめてセッションした曲。

・Tシャツに口紅
佐橋くんがまだ高校生の頃、東京のリハーサル・スタジオで練習中、鈴木雅之にカツアゲされたそうだ。ジュースの自動販売機の前で「オレのも買ってくれ。いいだろ、なっ」って言われたそうだ(苦笑)。その後、佐橋くんはテレビでシャネルズを見て「あっ、オレをカツアゲしたやつだ!」ってなったそうだ。2005年、FM802が開催した鈴木雅之のサントリー蒸留所でのライヴ・イベントに佐橋くんが参加。その時にバラしてやったとか(笑)。
「これは一旦バラしてやんないと腹の虫が収まらないぞというのがありまして、ずっーと虎視眈々とそのタンミングを狙ってたんですよ」と佐橋くん。
Cセットでは「スモーキン・ブギ」を急にやらされたとか。佐橋くんとおぐちゃんはそれぞれ鈴木雅之のレコーディングに50曲以上参加しているそうだ。鈴木雅之の11枚目のアルバム『ミディアム・スロー』に山弦と共演した「Tシャツに口紅」が収録されている。

・Guilty
今回のCセットでいちばん難しかった曲だそうだ。
「Guilty」はもともとは鈴木雅之がオリジナル(1986年)。作詞竹内まりや、作曲山下達郎。小田和正は鈴木雅之のトリヴュート・アルバムでカヴァーしている。その時の共演が山弦だった。

・Hotel California
佐藤竹善の誕生日イベント「Cross Your Fingers」(2001年)で共演した「Hotel California」(イーグルスのカヴァー)は、その後、シングル「amanogawa」、アルバム『CORNER STONES 2』に収録された。記録用のP.A.OUTの録音がそのままCDとなってるそうだ。
山弦が最初に「Cross Your Fingers」に出た時は、「クロマ王朝の悲劇」を演奏しながらオケピからせり上がってくる演出だったが、スモークがもうもうと焚かれ、ステージが真っ白になり、お客さんに笑われながら登場したのだという。そこで佐藤竹善が「なんかバルサンを焚かれたゴキブリみたいですね」と言ったとか(笑)。

・奏(かなで)
スキマスイッチとの関係には触れられず。結局、なぜ「奏(かなで)」をやったのかは謎のままだ。
「めちゃめちゃ売れた『奏(かなで)』を一緒にやれて、売れてよかったなと思いました(笑)」とスキマの卓弥くんがコメントしている。

・僕の部屋で暮らそう
「僕の部屋で暮らそう」は宮沢和史が本田美奈子に提供した曲で、『SPIRITEK』(2004年)でセルフカヴァーしている。この曲のレコーディングは山弦と一緒に宮沢和史の自宅のスタジオで録ったという。
「(宮沢和史は)自分の出番が終った後も、ずっーと舞台の袖で楽しく聴いててくれて、終った後に握手してくれた。いい男だ」と山弦さんは口々に話していた。

・SOMEDAY
「結成15周年ですよね。おめでとうございます。僕が佐橋くんと最初に出会ったのはずいぶん昔のことになりますが、三人一緒に会ったのは4,5年前、それ以来仲良くしてもらってます(笑)。おぐちゃんにしても佐橋くんにしても、いろいろなミュージシャンのサポートをしてきているし、ギターのプレイが上手いのは当然のことなんだろうけれど、音楽を愛している、そのハートが僕から見て本当に素晴らしいなって思ってます。15周年、本当におめでとうございます。一緒に歌おうか」と佐野元春のライヴ中のMCがそのままオンエアされた。
「佐野さんとは中学校三年の時にはじめて会いました。アマチュア時代に出たコンテストで優勝したのが佐野さんでした。『佐橋くんとは、佐橋くんがまだ中学生の時にはじめて会ったんだよね。あの時、君は詰襟でスポーツ刈りだったね』と言うんですけど(笑)。ウチの学校は詰襟ではなく、そして私はスポーツ刈りにしたことはありません...」と佐橋くん。
「こんなこと言ったら佐野さんに悪いんだけど。はじめて今回歌詞見て歌ったんだけど、"Happiness & Rest"なんだね。"(Happiness)Endless"だと思ってた(笑)」とおぐちゃん。

・島育ち-人の歩く道-
Cセットのゲスト出演の最後を飾ったのが槇原敬之。槇原敬之との関係は古くて、まだ山弦として活動する前にインスト曲の「君は僕の宝物」で二人はギター共演をしている。槇原敬之は山弦のアルバム『ISLAND MADE』に収録されてる「島育ち」に歌詞をつけてカヴァーした。
「島育ち-人の歩く道-」のところは、アルバム『ISLAND MADE』の「島育ち」でお互いに弾いてるソロ・パートを取り替えて演奏している。おぐちゃんが弾いたソロを佐橋くんが、佐橋くんが弾いたソロをおぐちゃんが弾いているそうだ。たぶん誰も気づいてない、槇原敬之すら気づいてなかったと話してます。

・あなたを思うと
大貫妙子は山弦の「GION(祇園の恋)」に歌詞をつけてカヴァーしている。それが「あなたを思うと」(2001年)で、その後に「大貫山弦妙子」として一緒にライヴ・ツアーをしている。大貫妙子の山弦カヴァー曲はほかにも「HARVEST」に歌詞をつけた「シアワセを探して」、「TRIVIA」に歌詞をつけた「Hello, Goodbye」がある。
「あなたを思うと」では「GION(祇園の恋)」(山弦ヴァージョン)を弾いてしまったのだという(山弦ヴァージョンでは途中でゆっくりとなるので)、ター坊がうまく入れなかったと話しています。"ひとりで"のところが"ひーーーとりで"になったのだとか。

・クロマ王朝の悲劇
山弦は1998年に青山CAYではじめてのライヴをやった。まだオリジナル曲が少なくて「80日間世界一周」というギターの音でいろいろな曲をメドレーで繋ぐ曲をやっていた。「クロマ王朝の悲劇」はオリジナルとしては2曲目ぐらいにできたという。クロマティック音階という半音階をギターで弾くのは難しくて突っ掛かったりするので、まさしく悲劇となるそうだ。ライヴでやるとまた早くなる(笑)。

・HARVEST
Cセットのラスト・ナンバーで山弦二人だけの演奏。
コメント
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