<03月25日プレイリスト>
「100%リクエスト]
幸せの探し方/竹内まりや "QUIET LIFE" "92
空の終列車(FULL VERSION)/THE SPOTNICKS '65
YOU GOT WHAT IT TAKES/THE DAVE CLARK FIVE '67
A GOOD FEELIN' TO KNOW/POCO "A GOOD FEELIN' TO KNOW" '72
THE PRICE I HAVE TO PAY/THE CREATIONS '71
TRAVELING BOY/PAUL WILLIAMS "LIFE GOES ON" '72
あまく危険な香り/山下達郎 '82
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■内容の一部を抜粋
・かぜ
竹内まりやのニュー・アルバムのレコーディングが終了し、2,3日鼻うがいをサボったら、かぜをひいてしまったらしい。鼻がグズグス言って鼻声だが、熱はそんなにないらしい。
・幸せの探し方
竹内まりやの「幸せの探し方」がP&G「パンテーン」のCMに使われている。オリジナルはアルバム『QUIET LIFE』(1992年)に収録されている。
・空の終列車(FULL VERSION)
スプートニクスはスウェーデンが誇るエレキ・インストゥルメンタル・グループ。「空の終列車」は1965年のヒット。シングル・ヴァージョンは短くエディットされていたが、今日はオリジナル・ステレオ・フル・ヴァージョンで。
・かぜ Part.2
ロイ・オービソンはかぜをひいても声が変わらなかったそうだ。1984年の『BIG WAVE』のライヴ・ツアー、年末の中野サンプラザではかぜをひいて37.6分の高熱。3デイズの最終日は38.6分になっていたという。全然自分の声ではなかったが、それでも2時間半やってると声が出たとか。
・YOU GOT WHAT IT TAKES
「YOU GOT WHAT IT TAKES」はデイブ・クラーク・ファイブの1967年の全米7位のヒットで邦題は「青空の恋」。もともとはマーク・ジョンソンの1960年のヒット。デイブ・クラーク・ファイブは本国イギリスよりアメリカでの人気のほうが高かった。
「カヴァーのほうがオリジナルよりひょっとしたら優れているのじゃないかというような、素晴らしい演奏と、そしてマーク・スミスの素晴らしい歌」とタツローさん。
・かぜ Part.3
1999年の『COZY』のライヴ・ツアーでは、大分、宮崎、鹿児島と回る1月の九州遠征の時にかぜをひいた。大分で鼻がグズグス言いはじめて、宮崎に行く前に微熱が出はじめたので、かぜ薬を飲んでホテルで安静にして、開演15分前に会場入り、本番をやった後、そのままホテルに帰った。運のいいことに鹿児島まで二日のオフがあり、安静にして過ごし、気合で直して鹿児島を二日間やったという。
・A GOOD FEELIN' TO KNOW
ウエスト・コースト、カントリー・ロックの雄、ポコの1972年のアルバム『A GOOD FEELIN' TO KNOW』からタイトル・ソング。
ポコはリッチー・フューレー、ジム・メッシーナ、ランディ・メイズナー、ティモシー・シュミットと錚々たるメンバーを輩出した。歌良し、演奏良し、コーラス上手い。
・かぜ Part.4
大阪フェスティバルホールで中二日空いてる時に微熱が出たこともあるらしい。ホテルでうずくまって直したという。今まででいちばん辛かったのは、『僕の中の少年』のライヴ・ツアーの時(1988年から1989年)。スケジュールがタイトな日程で、声が辛い時期があった。立ち上がりは辛いが、30分くらいやってると、だんだん普通の調子に戻ってゆくものだが、神奈川県民ホールでコーラスの女の子から香港か台湾かの水薬を「よく効くから」と渡されたという。それを飲んでステージをやったら、Gから上が全然出なくなった。声が嗄れるんじゃなくて、薬を飲んでダメになったので、もう何をやってもダメで、1時間がんばったが全く歌にならなかったので、その場でキャンセルして振り替え公演をやったという。その時は会場から「会社休んできているんだから、ちゃんとやれ!」と罵声が飛んだんだそうだ。
・THE PRICE I HAVE TO PAY
クリエーションズはフィラデルフィアのヴォーカル・グループ。後にハロルド・メルヴィンとブルーノーツのメンバーになる人たちがいたグループ。1971年のシングルだが、タツローさんは大好きなグループだが、このシングルだけ持ってないという。ブートから起こしてリマスタリングした音源をかけた。
・プレゼント
ニュー・シングル「明日のない恋」の販促グッズ。「プリント・フリース・ブランケット」を20名にプレゼント。携帯用のケース付きブランケットで素材はフリース。プリントは縞模様。実物の写真をオフィシャル・サイトにアップ。締め切りは4月の中頃。
・鼻うがいの道具
先週紹介した鼻うがいの道具もオフィシャル・サイトにアップ。
・色・ホワイトブレンド
「竹内まりやさんの『色・ホワイトブレンド』の3分21秒のところで山下さんは何と叫んでいるのでしょうか」というリスナーからの質問。
"One More Time"と叫んでいるのだそうだ。
・TRAVELING BOY
ポール・ウイリアムスの1972年のアルバム『LIFE GOES ON』に収録されている。後にアート・ガーファンクルがカヴァーした。
・NEUMANN(ノイマン)の「U-67」
「録音する時のマイクにこだわりがありますか?」というリスナーからの質問。ヴォーカルを録音する時はNEUMANN(ノイマン)のコンデンサ・マイクの「U-67」を使うそうだ。自分専用の「U-67」を20年くらい使ってるそうだ。画像をオフィシャル・サイトにアップ。
・あまく危険な香り
「あまく危険な香り」はカーティス・メイフィールドの「TRIPPIN'」のパクリではないかと最近よく言われるそうだ。
「『あまく危険な香り』をレコーディングした時はまだ『TRIPPIN'』を聴いてなかった。リズム・パターンが同じだけど、むしろよく似たオケが作れたと褒めてほしい」とタツローさん。
・バースデイ・メッセージ
友人が僕に送った「Happy Birthday」のメッセージが読まれました。
Thanks.
■リクエスト・お便りの宛て先:
〒102-8080 東京FM「山下達郎サンデー・ソングブック」係
■今後の予定
04月01日は、レギュラー・プログラム「棚からひとつかみ」