Set List
01 ありがとう
02 everyday angel
03 Hard to say 偶然と必然の間
04 はぐれ雲
05 Right Boots
06 ふうらい坊
07 ほうろう
08 ふたりの理由、その後
09 Runway
10 ラストピース
11 Don't you worry babe
Encore
12 機関車
13 ゆうがたラブ
Set List
01 ありがとう
02 everyday angel
03 Hard to say 偶然と必然の間
04 はぐれ雲
05 Right Boots
06 ふうらい坊
07 ほうろう
08 ふたりの理由、その後
09 Runway
10 ラストピース
11 Don't you worry babe
Encore
12 機関車
13 ゆうがたラブ
14 夢を聞かせて
さて、以上5曲目まではどの会場も同じセットリストにしているそうだ。
iTunes Storeで全公演の音源を配信するので意識してセットリストを替えてるという。
大阪で初披露となったのはYMO時代の曲で「Behind the Mask」。
何の曲かわかったとき、僕は思わず「おおっ」と感嘆の声をあげた。
しばらく教授の音楽を日常的に聴いてなかったせいか、
この日のセットリストで曲名の判明しない曲が何曲かあった。
「chanson」はアルバム『BTTB』の曲らしい。
「mizu no naka no bagatelle」は昔サントリー・オールドのCM用に書いた曲だそうだ。
2曲とも記憶の淵からすっぽりと消えてしまっている。
ドアーズの「People Are Strange」は美しいピアノのイントロに、はっとしたものの、琴線に触れる演奏ではなかった。「Saginaw, Michigan」はジョニー・キャッシュが取り上げたことで知られる曲だとか。マーク・リーボウはバンジョーを弾いた。前半最後となった「The Wall」のゆるいリズムでバンドの本質が見えた気がしてようやく馴染んで来た。ベース、ギター、ドラムとひとりずつステージを去り、矢野顕子のピアノ・ソロへと続いた。
アルバム冒頭に収められた「When I Die」の"I want to be forgiven"からの歌唱は胸に沁みた。このバンドでやりたかったという「ラーメンたべたい」はジャズ・オリエンテッドな演奏だった。マーク・リーボウのギターはこの曲でもはじけていた。ライヴではおそらくはじめて聴いた「ふなまち唄」もジャズ・オリエンテッドな演奏。後半バンド・メンバーによる「ラッセーラ、ラッセーラ、ラッセー、ラッセー、ラッセーラ」のコーラスの中、あっこちゃん退場。オーディエンスの拍手が手拍子となり大喝采へと変わった。
アンコールではフォスターの「Old Folks At Home」を演奏。心の琴線に触れるパフォーマンスだった。最後の曲は「変わるし」。「来年も自動的にさとがえるコンサートがあるとは限らない」という発言がライヴの最中にあった。世の中は変わるし、何が起こるかわからない。さとがえるコンサートが今回で終わってしまう可能性だってあるだろう。当たり前のようにさとがえるコンサートがある年末。来年もそうあってほしいものだ。
矢野顕子(Vocal, Piano)
Marc Ribot(Guitar)
Jay Bellerose (Drums)
Jennifer Condos (Bass)
Setlist
01 しまった
02 Evacuation Plan
03 People Are Strange
04 Song For The Sun
05 Saginaw, Michigan
06 The Wall
07 Night Train Home
08 大寒町
09 Rose Garden
10 Whole Lotta Love
11 いい子だね
12 The Long Time Now
13 When I Die
14 ラーメンたべたい
15 ふなまち唄
Encore
16 Old Folks At Home
17 変わるし
「Home Of My Heart」は高橋幸宏のソロ作の延長線上にある曲。
序盤で出てきたので驚いた。映像とのシンクロが素晴らしい。
ここからどういう展開になるかと思っていたら、それぞれのソロ傾向の強い曲が続いた。
「Tameiki」は高野寛がヴォーカルの曲。高野寛はずっと密閉型のヘッドフォンをしていた。
「marimo」は高田漣の曲で原田知世がヴォーカル。
バート・バカラックとブライアン・ウィルソンの影響が窺える曲。
アンコールでメンバー紹介があった。pupaは派遣バンドだと高橋幸宏。
高橋幸宏の古い曲の披露に会場から歓声が巻き起こった。
「It's Gonna Work Out」。1982年に作った曲だそうだ。
僕の知らない曲だった。
原田知世の「ロマンス」は高橋幸宏のドラムをフィーチャー。
白い雲の映像がスクリーンに映し出される中ではじまったのが「How?」。
いわゆる高野節の曲で高野寛が書いた曲。ヴォーカルは高野寛。
高田漣のスチール・ギターがフィーチャーされて、まるで「Imagine」のような祈りの曲に聞こえた。
言葉がスクリーンに現れては消えてゆく。
"If we ever say goodnight"
最後のフレーズがスクリーンから消えたときライヴは終わった。
素晴らしいライヴだった。
■pupa Live Tour 2008 "floating 6 pupas"
2008年11月21日(金) 大阪厚生年金会館藝術ホール
1階K列029番
pupa:
高橋幸宏
原田知世
高野寛
高田漣
堀江博久
権藤知彦
Set List
01 Jango -What's pupa?-
02 Unfixed Stars
03 At Down
04 Home Of My Heart
05 Tameiki
06 marimo
07 LOV
08 floating pupa
09 Laika
10 Cicada
11 Sunny Day Blue
12 Glass
13 Are You There?
14 Creaks
15 Any Where
16 Eternally
17 New Order
Encore
18 It's Gonna Work Out
19 ロマンス
20 How?
11月24日(月・祝) 雨。
キャロル・キングの「Welcome To My Living Room Tour」を聴きに神戸へ行った。
神戸国際会館は佐野元春のTOUR 2006 「星の下 路の上」以来2年9ヶ月ぶりだった。
席はあまりよくなくて2階バルコニー席の真下。
今日も満員ではなかった。しかし大阪の一日目より盛り上がった。
最終公演なので二度目という人もかなりいたようだ。
第一部は大阪一日目と何曲か曲を入れ替えていた。
「Music」は「Beautiful」に、
「Now And Forever」は「Been To Canaan」に、
「Where You Lead, I Will Follow」は「City Streets」にという風に。
キャロル・キングの声はかなり出ていた。大阪一日目と印象が違ったのでびっくりした。
意外と会場の音響もよかった。ゲイリー・バーも歌がうまかった。
休憩時間に割烹着を着た家政婦さんが登場(笑)。
どうやらスタッフがふざけてやったようだ。
第二部は全く同じかと思いきやゲイリー・バーの歌う曲が1曲増えていた。
「It's Too Late」はシングル「I Feel The Earth Move」のカップリング曲。
ただ当時のラジオではミディアム・スローの「It's Too Late」のほうが好まれて
集中してオンエアされたらしい。その結果、1971年、5週連続で全米No.1となった。
「It's Too Late」はこの日も素晴らしいパフォーマンス。
キャロル・キングが弾くピアノのソロは雨の日ということもあって叙情的に響いた。
モンキーズに提供した「Pleasant Valley Sunday」の前に、
先日テレビ出演した話題があった。『スマスマ』でキャロルはスマップと共演したのだ。
そのとき歌ったのは「The Locomotion」と「You've Got A Friend」だった。
ビートルズに対抗する形で世に出たモンキーズもまたアイドルだった。
曲の終盤は会場中で両手を左右に振った。
「I Feel The Earth Move」はアルバム『つづれおり』の1曲目に収録されている。
グルーヴィーなナンバーで盛大なアプローズがあった。
曲が終わった後はスタンディング・オベーションになった。
アンコールでは多くの人が花束をキャロル・キングに渡した。
ピアノの弾き語りで「So Far Away」、短いインタリュードがあって「You've Got A Friend」へ。
ゲイリー・バーとルディ・ゲスが曲の途中から参加。2番はゲイリー・バーがヴォーカル。
そしてルディが「Hey Carol, You've Got A Friend」と歌ったとき、
じわりと感動の波が押し寄せた。
■Welcome To My Living Room Tour - Japan 2008 Her Best Hits Live
2008年11月24日(月・祝) 神戸国際会館こくさいホール
1階22列5番
Set List
1st Set
01 Beautiful
02 Welcome To My Living Room
03 Been To Canaan
04 Up On The Roof
05 City Streets
06 Home Again
07 Nothing Bout Love Makes Sense(Vo:Gary Burr)
08 Love's Been A Little Bit Hard On Me(Vo:Gary Burr)
09 Smackwater Jack
10 Medley:
Take Good Care of My Baby
It Might As Well Rain Until September
I'm Into Something Good
Go Away Little Girl
Hey Girl
One Fine Day
Will You Love Me Tomorrow
Pause(20 minutes)
2nd Set
11 Love Makes The World
12 ?(Vo:Gary Burr)
13 Sweet Seasons
14 It's Too Late
15 Chains
16 (You Make Me Feel Like)A Natural Woman
17 Pleasant Valley Sunday
18 Being At War With Each Other
19 I Feel The Earth Move
Encore
20 So Far Away
21 You've Got A Friend
22 The Locomotion
11月14日(金) 晴れ。
念願だったキャロル・キングのコンサートを聴きに行った。
昨年のキャロル・キング、ファギー、メアリー・J・ブライジによるジョイント・コンサートは
行くか行くまいか迷った末に見送ってしまい、ひどく後悔 した。
それだけに今回はキャロル・キングがステージに現れただけでクラクラした。
しかも「Welcome To My Living Room Tour」のステージ。
第一部のハイライトは'60年代にジェリー・ゴフィン/キャロル・キングのコンビが書いた曲のメドレー。
いちばん最後の曲「Will You Love Me Tomorrow」はシレルズに書いた曲。
ジェリー・ゴフィン/キャロル・キングのコンビが放った初の全米NO.1ヒット(1961年)。
しかも黒人ガール・グループ初の1位というおまけ付き。
20分の休憩の後の第二部は
最新オリジナル・アルバムのタイトル曲「Love Makes The World」で幕が開いた。
セットリストの中心はアルバム『つづれおり』からの曲。
「It's Too Late」も素晴らしかったが、
「一緒に歌いましょう」と言った「(You Make Me Feel Like)A Natural Woman」がよかった。
オーディエンスは斉唱するといった感じ。その中に自分の声が混じると不思議な気持ちになった。
アンコールで「You've Got A Friend」をまた一緒に歌った。
キャロル・キングを代表する曲といってもいい「The Locomotion」では
途中からハンドマイクになりステージを跳ね回りながら歌った。その若々しい姿が微笑ましかった。
■Welcome To My Living Room Tour - Japan 2008 Her Best Hits Live
2008年11月14日(金) 大阪厚生年金会館大ホール
1階G列38番
Set List
1st Set
01 Music
02 Welcome To My Living Room
03 Now And Forever
04 Up On The Roof
05 Where You Lead, I Will Follow
06 Home Again
07 Nothing Bout Love Makes Sense(Vo:Gary Burr)
08 Love's Been A Little Bit Hard On Me(Vo:Gary Burr)
09 Smackwater Jack
10 Medley:
Take Good Care of My Baby
It Might As Well Rain Until September
I'm Into Something Good
Go Away Little Girl
Hey Girl
One Fine Day
Will You Love Me Tomorrow
Pause(20 minutes)
2nd Set
11 Love Makes The World
12 Sweet Seasons
13 It's Too Late
14 Chains
15 (You Make Me Feel Like)A Natural Woman
16 Pleasant Valley Sunday
17 Being At War With Each Other
18 I Feel The Earth Move
Encore
19 So Far Away
20 You've Got A Friend
21 The Locomotion
それでも「Baba O'Riley」や「Won't Get Fooled Again」で盛り上がり、
「My Generation」でシングアウトして、
そして「See Me Feel Me / Listening To You」で心を震わせました。
プライヴェートでいろいろとあったり、
グッズ売り場がたいへんなことになっていたり、
男子トイレが混んでたり、
ラジバンダリ(^^;;;。
それなりの狂想曲がありましたけれどTHE WHO はロックンロールでしたよ。
そして僕はそれが好きなんだと思いました。
■THE WHO LIVE IN JAPAN 2008
2008年11月13日(木) 大阪城ホール
スタンド B1列16番
THE WHO
Roger Daltrey(Vocal)
Pete Townshend(Guitar)
Zak Starkey(Drums)
John Rabbit Bundrick(Keyboards)
Simon Townshend(Guitar)
Pino Palladino(Bass)
Setlist
01 I Can't Explain
02 The Seeker
03 Relay
04 Fragments
05 Who Are You
06 Behind Blue Eyes
07 Real Good Looking Boy
08 Sister Disco
09 Baba O'Riley
10 Eminence Front
11 5:15
12 Love Reign O'er Me
13 Won't Get Fooled Again
14 My Generation
Encore
15 Pinball Wizard
16 Amazing Journey
17 Sparks
18 See Me Feel Me / Listening To You
19 Tea Ceremony and Theatre
Set List
01 Hiver
02 夏に恋する女たち
03 Siena
04 新しいシャツ
05 彼と彼女のソネット
06 黒のクレール
07 幻惑
08 空へ
09 突然の贈りもの
10 横顔
11 Shall we dance?
12 Cavaliere Servento
13 TANGO
14 四季
15 風の道
16 Time To Go
Encore
17 ベジタブル
18 Kiss The Dream
最後の曲は「By the fire -火のそばに」。おおはた雄一はギターを持って旅をしながら歌うという暮らしをしている。実は大阪にはそうした暮らしをしているAZUMIさんというミュージシャンがいて、そのスタイルに影響を受け、後を追うように真似をしているのだと話した。「せっかく大阪に来れたのだから、一緒にセッションしたい」と話しステージに招き入れた。よく会ってるのにセッションするのははじめてということだった。
「By the fire -火のそばに」はスケールが大きくてとてもロマンチックな曲。おおはた雄一とAZUMIさんは向き合いながらしっとりと音を合わせた。エンディングにブルース・セッションがあった。
Set List
01 サクラ色
02 心の戦士
03 TODAY
04 Kiss Me Good-Bye
05 Time After Time
06 AGAIN
07 7Days, 7Nights
08 モラルの葬式
09 This Love
10 孤独のカケラ
11 Still Fighting It
12 手紙~拝啓 十五の君へ ~
13 MUSIC
14 たしかに
Encore
15 悲しい色やね
16 手紙~拝啓 十五の君へ ~
17 HOME
『ウクレレ バンバンバザール』からは「TRUTH(F-1のテーマ)」、「海の見える街」、「ENGLISHMAN IN NEW YORK」の3曲が披露された。「TRUTH(F-1のテーマ)」ではテレビのF-1番組のオープニングで聴けるエキゾストノイズを口で再現していた(笑)。曲はユルユルのカヴァーとなっている。「海の見える街」はジブリ映画『魔女の宅急便』のテーマ・ソング。オリジナルの世界観を大切にした美しい仕上がり。ご存知スティングの名曲を取り上げている「ENGLISHMAN IN NEW YORK」はハワイアンのアレンジ。福島さんのハスキーな声とバンバンのコーラスがいい感じだ。
その盛り上がりの中ではじまったのは「世紀の楽団」。途中で加山雄三の「お嫁においで」が挿入されて和んだところで再び「世紀の楽団」に戻るという展開。素晴らしい。ほとんど間髪入れず「夏だったのかなぁ」へ。歌詞を京都に変えたり、黒川さんのスキャットが披露されたりで大盛り上がり。インストア・ライヴでここまで盛り上がるのも珍しい。盛り上がりといい暑さといいほとんど夏フェス状態。そういえばバンバンはRISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZOに出演するそうだが、福島さんから「RISING SUN ROCK FESTIVALにはミスチルを見るついでにバンバンバザールも見ておいたほうがいいよ、とお友達に言っておいて下さい」と話していましたのでここに書いておきます。ミニライヴの最後は「On The Sunny Side Of The Street」の日本語カヴァー「明るい表通りで」。ウクレレでの演奏で聴くと夏にぴったりといった感じで素晴らしかった。
Setlist
1 彼女待ってただけなのさ
2 カプリ島(Isle Of Capri)
3 TRUTH(F-1のテーマ)
4 海の見える丘
5 ENGLISHMAN IN NEW YORK
6 ハッとして! GOOD
7 世紀の楽団~お嫁においで~世紀の楽団
8 夏だったのかなぁ
9 明るい表通りで(On The Sunny Side Of The Street)