おおはた雄一 アコースティック・ライヴ&サイン会

2008年09月25日 | Live

9月21日(日) 雨。
梅田NU茶屋町のタワレコで行われたおおはた雄一 のインストア・ライヴを聴きに行った。

ジェシー・ハリス、リチャード・ジュリアン共同プロデュースによってニューヨークで録音したニュー・アルバム『music from the magic shop』発売記念のインストア・ライヴ。

開演前のリハーサルにお馴染みのチェックのシャツで現れたおおはた雄一 。今回のギターは鷲見ギター。
http://blog.yuichiohata.com/

軽くサウンドチェックした後で高田渡の「コーヒーブルース」を披露した。実はこの日は午後2時からJEUGIYA四条店でインストア・ライヴがあって、いつでも演奏できる状態であったらしく、「このままはじめてもいいんですが」と話していた。

アコースティック・ライヴはアルバム『music from the magic shop』の1曲目に収録されている「Starship -スターシップ」ではじまった。独特の浮遊感を感じさせる曲調。喋るように自然に歌うヴォーカル・スタイルはハナレグミの永積タカシを彷彿とさせる。

やさしい感じの弾き語りが印象的だった「As time goes by -時がたてば」は『music from the magic shop』のリード曲といってもよい曲。胸に迫る演奏だった。

アルバムではリチャード・ジュリアンと向き合って二人でギターを弾いてレコーディングしたという「For The Last -おやすみ」。リチャード・ジュリアンはそのときのことが印象深くて「いいテイクが録れてよかった」と話してくれたのだそうだ。

「Suna-arashi -街と砂嵐のバラッド」は一転してグルーヴィーな曲。会場でハンド・クラップが起こり、とてもエキサイティングなパフォーマンスとなった。

最後の曲は「By the fire -火のそばに」。おおはた雄一はギターを持って旅をしながら歌うという暮らしをしている。実は大阪にはそうした暮らしをしているAZUMIさんというミュージシャンがいて、そのスタイルに影響を受け、後を追うように真似をしているのだと話した。「せっかく大阪に来れたのだから、一緒にセッションしたい」と話しステージに招き入れた。よく会ってるのにセッションするのははじめてということだった。

「By the fire -火のそばに」はスケールが大きくてとてもロマンチックな曲。おおはた雄一とAZUMIさんは向き合いながらしっとりと音を合わせた。エンディングにブルース・セッションがあった。

■おおはた雄一 アコースティック・ライヴ&サイン会
2008年9月21日(日) タワーレコード梅田NU茶屋町6Fイベントスペース
整理番号A11

おおはた雄一(Vocal, Guitar)
AZUMI(Guitar)

Setlist
1 Starship -スターシップ
2 As time goes by -時がたてば
3 For The Last -おやすみ
4 Suna-arashi -街と砂嵐のバラッド
5 By the fire -火のそばに



終演後のサイン会でアルバム『music from the magic shop』プレミアム・エディションに入れてもらったサイン。

実は僕のほうが9歳も年上なのに「くん」と書かれてしまった(苦笑)。
「よしっ」とか言いながらおもしろいおおはた雄一くんでした。

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