少し前のことになるが、YouTubeでパープルの「ハイウェイ・スター」のカヴァーを色々探していた時に偶然見つけた “Momohime BAND” というのがめっちゃ気に入り、 “桃姫バンドっていかにもインディーズっぽいバンド名やけど、聞いたことないなぁ...” と思いながらネットで調べてみてビックリ... 何とあの尾崎亜美の覆面バンドではないか! しかも元ミカ・バンドの小原礼を始めとして錚々たる顔ぶれのミュージシャンたちを従えて60~70年代の洋楽ロックの名曲をカヴァーしているのだからこれはエライコッチャである。
尾崎亜美といえば私がまだ中学生の頃に資生堂のCM(←小林麻美、タマランなぁ...)で流行った「マイ・ピュア・レディー」が大好きで、当時買ったLPは今でも大切に持っている。あの頃は確か “ポスト・ユーミン的な女性シンガー” という位置付けだったように思うが、このライト感覚のポップな歌謡ボッサを聴けばとてもじゃないが彼女がパープルやゼップを歌う姿なんて想像すら出来ないだろう。
資生堂 マイピュアレディ 高画質
しかしそんな彼女がそれから約15年経った1992年に全曲洋楽ロックのカヴァーというアルバム「初陣」を制作、そしてそのラストを飾っていたのが何とゼップの⑨「ロックンロール」だったのだ。ボンゾがリトル・リチャードの「キープ・ア・ノッキン」にインスパイアされて出来たという例のドラムのイントロ部分はちょっとアレだが、唸りを上げるギターをバックに “これがあの尾崎亜美なのか?” と驚くぐらいワイルドでカッコ良いヴォーカルを聴かせてくれる亜美タンに驚愕させられる。いや、これホンマに凄いです(≧▽≦)
Rock And Roll
こちら↓はTV番組で小原礼&奥田民生と共演した時の貴重な映像。和服姿でゼップを歌うか...(^.^)
Led Zeppelin - Rock and Roll Vocal,Ami Ozaki Bass,Ray Ohara Guitar,Tamio Okuda
このアルバムを知るきっかけとなった③「ハイウェイ・スター」のカヴァーもめちゃくちゃカッコイイ(^o^)丿 ジョン・ロードを想わせるイントロのオルガン・パートからもう一気にアクセル全開という感じで高いテンションを保ちながら一気呵成に突っ走る。彼女の歌声はとにかく迫力満点で、あのジャニス・ジョップリンを彷彿とさせるバリバリのロック・ヴォーカルだ。しかもただシャウトするだけでなく豊かな表現力で原曲の魅力を巧く引き出しているところが素晴らしい。
Momohime BAND - Highway Star
ステッペン・ウルフの②「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」はファンキーなアレンジが実に新鮮でエエ感じ。後半部では小原礼との夫婦デュエットも聴けるという至れり尽くせりのナンバーだ。ジェファソン・エアプレインの⑤「サムバディ・トゥ・ラヴ」やドナ・サマーの⑦「ホット・スタッフ」でも変幻自在といった感じでグルーヴィーなヴォーカルが炸裂、尾崎亜美のシンガーとしての魅力ここに極まれり、と言いたくなるようなキラー・チューンが満載だ。
この前取り上げた大橋純子盤もそうだが、大好きな70's洋楽ロックのカヴァー・ヴァージョン探しを通して1枚また1枚と愛聴盤が増えていくのがとにかく楽しい。洋邦問わず、ワケのわからん音楽だらけの新譜を聴こうという気はサラサラないが、古い音源の中からこういう素敵な盤との出会いがあるからまだまだ音楽ファンはやめられませんな...(^.^)
Born To Be Wild
Somebody To Love
Hot Stuff
尾崎亜美といえば私がまだ中学生の頃に資生堂のCM(←小林麻美、タマランなぁ...)で流行った「マイ・ピュア・レディー」が大好きで、当時買ったLPは今でも大切に持っている。あの頃は確か “ポスト・ユーミン的な女性シンガー” という位置付けだったように思うが、このライト感覚のポップな歌謡ボッサを聴けばとてもじゃないが彼女がパープルやゼップを歌う姿なんて想像すら出来ないだろう。
資生堂 マイピュアレディ 高画質
しかしそんな彼女がそれから約15年経った1992年に全曲洋楽ロックのカヴァーというアルバム「初陣」を制作、そしてそのラストを飾っていたのが何とゼップの⑨「ロックンロール」だったのだ。ボンゾがリトル・リチャードの「キープ・ア・ノッキン」にインスパイアされて出来たという例のドラムのイントロ部分はちょっとアレだが、唸りを上げるギターをバックに “これがあの尾崎亜美なのか?” と驚くぐらいワイルドでカッコ良いヴォーカルを聴かせてくれる亜美タンに驚愕させられる。いや、これホンマに凄いです(≧▽≦)
Rock And Roll
こちら↓はTV番組で小原礼&奥田民生と共演した時の貴重な映像。和服姿でゼップを歌うか...(^.^)
Led Zeppelin - Rock and Roll Vocal,Ami Ozaki Bass,Ray Ohara Guitar,Tamio Okuda
このアルバムを知るきっかけとなった③「ハイウェイ・スター」のカヴァーもめちゃくちゃカッコイイ(^o^)丿 ジョン・ロードを想わせるイントロのオルガン・パートからもう一気にアクセル全開という感じで高いテンションを保ちながら一気呵成に突っ走る。彼女の歌声はとにかく迫力満点で、あのジャニス・ジョップリンを彷彿とさせるバリバリのロック・ヴォーカルだ。しかもただシャウトするだけでなく豊かな表現力で原曲の魅力を巧く引き出しているところが素晴らしい。
Momohime BAND - Highway Star
ステッペン・ウルフの②「ボーン・トゥ・ビー・ワイルド」はファンキーなアレンジが実に新鮮でエエ感じ。後半部では小原礼との夫婦デュエットも聴けるという至れり尽くせりのナンバーだ。ジェファソン・エアプレインの⑤「サムバディ・トゥ・ラヴ」やドナ・サマーの⑦「ホット・スタッフ」でも変幻自在といった感じでグルーヴィーなヴォーカルが炸裂、尾崎亜美のシンガーとしての魅力ここに極まれり、と言いたくなるようなキラー・チューンが満載だ。
この前取り上げた大橋純子盤もそうだが、大好きな70's洋楽ロックのカヴァー・ヴァージョン探しを通して1枚また1枚と愛聴盤が増えていくのがとにかく楽しい。洋邦問わず、ワケのわからん音楽だらけの新譜を聴こうという気はサラサラないが、古い音源の中からこういう素敵な盤との出会いがあるからまだまだ音楽ファンはやめられませんな...(^.^)
Born To Be Wild
Somebody To Love
Hot Stuff
なかなかのメロディーメイカー
♪お気に入りの歌~
彼女のLPで言うと
4枚目から9枚目の頃’78~’83頃まであたり。
アイドル歌手にもいい曲提供していたね。
ちょっと、ダイアナ・ロスっぽい歌声が好きでした。
でも、このロックも楽しいね。桃姫バンド ビックリしました。
ときたまBSでやってる尾崎亜美さんのスタジオライヴ
観ますよ。
そうそう、「オリビアを聴きながら」も亜美タンでした。
おっしゃる通り、アイドル歌手にも良い曲提供してましたね。
私はシンシアの「春の予感」がめっちゃ好きでした。
そんな彼女の作風からは想像すらできないこの桃姫バンド、
ヴォーカルが尾崎亜美と知った時はビックリしました。
いやー、ホンマに音楽って面白いですねー