小林可夢偉がついにやった!!! 今日行われたF1日本GP で並み居る強豪たちを抑えて見事に自身初の表彰台をゲットしたのだ。鈴鹿での日本人表彰台は1990年の鈴木亜久里以来で(←セナ・プロが1コーナーで絡んでクラッシュしたあのレースね...)、何と22年ぶりの快挙である。音楽とVシネマとF1だけが楽しみの私としてはこの大ニュースをブログで取り上げないワケにはいかない。
今日の可夢偉はとにかく冷静沈着でキッチリと仕事をした。まずは不安視されていたスタートをばっちりキメて、 “フレンチ・ミサイル” 、 “サーキットの通り魔” 、 “オープニングラップの狂人” などの異名を取るロマン・グロージャンの特攻を難なくかわし、中盤以降は1周コンマ5秒は速いマクラーレンのジェンソン・バトンとの熾烈なバトルを制して(←あびる優vs道端ジェシカの代理戦争やな...)堂々の3位フィニッシュ(^o^)丿 タイヤ選択がスベッたとかピット戦略がコロンだとかではなく、トップチームとのガチンコ勝負で堂々と勝ち取った表彰台というところに価値がある(o^-')b
それにしてもオープニングラップは危機一髪だった。これまでもチームメイトのキミ・ライコネンとチャンピオン争いをしているフェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンといったライバル達を特攻で片っ端から撃墜してきたグロージャン... 今回は可夢偉の隣の4番グリッドからスタートするということでグロージャン・ミサイルのとばっちりを受けないかと内心ヒヤヒヤものだったが、好スタートを切った可夢偉に抜かれたマーク・ウェバーが代わりに撃墜されたということで、一歩間違えればスパの二の舞になっていたかもしれないと思うとゾッとする。
グロージャンはレース後のインタビューで “横に並んだペレスに気を取られて前をちゃんと見ていなかった...” とほざいたらしいが、250キロ・オーバーでコーナーに突っ込んで行くのに前見てへんて... ホンマにアブナイ奴っちゃのう(>_<) この流れで行くとひょっとして次の標的はセバスチャン・ベッテルか??? とにかく5戦を残して僅か4点差という大接戦のチャンピオンシップのカギを握るかもしれないこの男、まさに問答無用の仕事師である。
話を可夢偉に戻そう。最初のピット・アウト直後にトロ・ロッソに前を塞がれてフェラーリのマッサに先行を許してしまったのが悔やまれるが、非力なザウバーのマシンでバトンの猛追を何とか抑えきったその熱い走りにはゾクゾクさせられたし、2台がテール・トゥ・ノーズ状態でゴールした時は思わず快哉を叫んでしまった。
レース終了後、興奮のるつぼと化したグランド・スタンドから自然と湧き起ったカムイ・コールの中、ポディウムで晴れやかな笑顔を見せる可夢偉。今年は様々な不運が重なってストレスの溜まるシーズンだっただけに、表彰台で喜びを爆発させる彼の姿を見ていて私は思わず目頭が熱くなった。偉大な夢を可能にする男、可夢偉がいつか表彰台の真ん中に立って勝利のシャンパンをあびるように(!)飲む姿を是非とも見てみたいものだ。
【おまけ】これはひどい...(゜o゜)
Romain Grosjean Crash Compilation
今日の可夢偉はとにかく冷静沈着でキッチリと仕事をした。まずは不安視されていたスタートをばっちりキメて、 “フレンチ・ミサイル” 、 “サーキットの通り魔” 、 “オープニングラップの狂人” などの異名を取るロマン・グロージャンの特攻を難なくかわし、中盤以降は1周コンマ5秒は速いマクラーレンのジェンソン・バトンとの熾烈なバトルを制して(←あびる優vs道端ジェシカの代理戦争やな...)堂々の3位フィニッシュ(^o^)丿 タイヤ選択がスベッたとかピット戦略がコロンだとかではなく、トップチームとのガチンコ勝負で堂々と勝ち取った表彰台というところに価値がある(o^-')b
それにしてもオープニングラップは危機一髪だった。これまでもチームメイトのキミ・ライコネンとチャンピオン争いをしているフェルナンド・アロンソやルイス・ハミルトンといったライバル達を特攻で片っ端から撃墜してきたグロージャン... 今回は可夢偉の隣の4番グリッドからスタートするということでグロージャン・ミサイルのとばっちりを受けないかと内心ヒヤヒヤものだったが、好スタートを切った可夢偉に抜かれたマーク・ウェバーが代わりに撃墜されたということで、一歩間違えればスパの二の舞になっていたかもしれないと思うとゾッとする。
グロージャンはレース後のインタビューで “横に並んだペレスに気を取られて前をちゃんと見ていなかった...” とほざいたらしいが、250キロ・オーバーでコーナーに突っ込んで行くのに前見てへんて... ホンマにアブナイ奴っちゃのう(>_<) この流れで行くとひょっとして次の標的はセバスチャン・ベッテルか??? とにかく5戦を残して僅か4点差という大接戦のチャンピオンシップのカギを握るかもしれないこの男、まさに問答無用の仕事師である。
話を可夢偉に戻そう。最初のピット・アウト直後にトロ・ロッソに前を塞がれてフェラーリのマッサに先行を許してしまったのが悔やまれるが、非力なザウバーのマシンでバトンの猛追を何とか抑えきったその熱い走りにはゾクゾクさせられたし、2台がテール・トゥ・ノーズ状態でゴールした時は思わず快哉を叫んでしまった。
レース終了後、興奮のるつぼと化したグランド・スタンドから自然と湧き起ったカムイ・コールの中、ポディウムで晴れやかな笑顔を見せる可夢偉。今年は様々な不運が重なってストレスの溜まるシーズンだっただけに、表彰台で喜びを爆発させる彼の姿を見ていて私は思わず目頭が熱くなった。偉大な夢を可能にする男、可夢偉がいつか表彰台の真ん中に立って勝利のシャンパンをあびるように(!)飲む姿を是非とも見てみたいものだ。
【おまけ】これはひどい...(゜o゜)
Romain Grosjean Crash Compilation