津々堂のたわごと日録

わたしの正論は果たして世の中で通用するのか?

地震の間

2008-04-25 08:21:40 | 歴史
 今朝6時前地震で目を覚ました。一瞬物が落ちてこないかと身構えてしまった。たいした揺れではない、震度2位のものだろう。熊本市内には東西に地震構造帯が走っている。最近は阿蘇山が噴煙を上げ、火口では赤熱化現象が見られる。あまり気持ちの良い状況ではない。

 某家の先祖附に、ガラシャ夫人の最期の状況を記したものが有る。鴨居に火薬を仕掛けて火を放ったとされる。屋敷全体を火で包み、遺骸を覆ってしまうには非常に合理的な発想だ。細川家には「地震の間」というものがあったが、これがそうなのかもしれない。寛永期小倉城内で、「地震の間」の普請が行われている様子が、「日帳」に度々記されている。「細川家の覚悟」のほどが伺える話しだが、今般竣工を見た「本丸大広間」や「花畑御屋敷」にも、同様の機能を持たせた部屋があったのだろうか。
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