津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

そのきさらぎの望月のころ

2006-02-13 23:16:12 | 徒然
 夕方愛犬を連れての散歩、雨が降ろうが、風が吹こうが欠かすことの無い日課である。
ふと空を見上げると、大きなまんまるのお月様が輝いている。「如月の望月」じゃないか・・・・。西行法師の「願わくば花の下にて春死なん そのきさらぎの望月のころ」という歌が大好きで諳んじている。西行法師がいう花とは、櫻ではないのか。よくよく考えたら如月とはいうものの、旧暦では一月だった。旧暦如月の望月の日は三月の十四、五日当たりのようだ。再び外に出て寒天を見上げると、月は天頂にあって冴え渡っている。お向かいの梅の木は、沢山の莟をつけて太陽の恵みを待っている。今日の朝は、久し振りに霜がたつ厳しさだったが、さて明日の朝はいかが・・・
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