いつも行くスーパーには
6月早々から
七夕飾りが飾ってある。
願いごと。
駆けっこが速くなりますように。
ディズニーランドに行けますように。
勉強が出来るようになりたい。
等々。
なかには時節柄、
「オリンピックのチケットが当たりますように」
という、いまどきならではの願いごともあった。
こどもの頃から七夕の行事は、
なんとなくロマンティックで
好きだったが、
願いごとがかなった記憶はない。
最初からあきらめていたのかどうか。
そもそも梅雨さなかの行事なので、
織り姫とひこ星の出会いも
かないっこない、といった
切ない思いもあったことは確か。
昔から行われているこの行事、
地方によってかなり解釈は異なるらしい。
雨でも二人は出会える、
雨は織り姫のうれし涙で、
雨の水でけがれが洗われるから。
一方、
二人が会えば疫病がはやるとして、
会わないよう、
雨を願うところもあったとか。
さらに、
昔は旧暦の7月7日(8月12日頃)
行われていたため、
干ばつに苦しんでいた地方の人々が
降雨を願ったという説もあるそうです。
昔から行事一つ一つに、
農耕の願いがこめられていたのですね。
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