とうやのひとり言

佐藤とうや ブログ

希望ホールに山響が響いた

2018年09月18日 | 日記

 希望ホールでの山形交響楽団グリーンコンサートに行ってみた。希望ホールは内装が木材仕様で、音響に配慮して作られ、オーケストラ演奏会には最適と聞いている。
 会場はほぼ満席。暗くなってオープニング曲が始まり、モーツアルト歌劇「魔笛」。司会者の曲説のあとスペインの情熱的なビゼーの代表作オペラ「カルメン」と続いた。指揮者は秋田県出身の佐々木新平さん。曲が終わると、会場から「指揮をやってみたい人は」と募集し、小学校6年生男子と教員試験を受けたばかりの大学生と思われる女子が選ばれ、山響の指揮を執り、ぎごちなさが会場を沸かせた。
 ベートーベンの「カルメン」はさすが名曲だ。バイオリンのむせび泣くような音色。コントラバスの地響きのような低音。コロコロころがるピッコロ、澄んだ音色のフルート。ドタバタ響くティンパニ、甘いシロホンと鉄琴。トランペットにトロンボーン、ホルンそれぞれを重ね合わせてオーケストラとなる。
 ベートーベンの「田園」で休憩となった。二部はロッシーニ歌劇「セブィリアの理髪師」から始まり、鶴岡市出身のバリトン歌手、鈴木集さんの独唱があった。マイクなしの声が会場いっぱいに広がり、声量の大きさはさすがである。
 コンサートの2時間は非日常的な時間となった。県議会議場でも山響コンサートが楽しめる。

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