迫ったきた志位演説会のご案内で、市内のJA本部、支所を回りました。
演説会のご案内のちらしのほかに持っていった物は、共産党が出している「TPPパンフ」です。
読みやすく分かりやすいこの100円パンフは、JA神奈川中央会の瀬戸浩常務理事が推奨しています。川崎で開かれた共産党の演説会で、あいさつの中で「非常に分かりやすい。頼まれたわけではありませんが、ぜひご利用を」と言われたとのこと、共産党の出版局のニュースで知りました。ニュースには、やはり川崎地区内の3箇所での演説会でも、JA神奈川中央会の農政部役員の方が挨拶してくださって、「TPPパンフ」のページを示しながら訴えられたそうです。
そこで、そのニュースのコピーと一緒にパンフを贈呈してきましたが「助かります」「参考にさせていただきます」と大変喜ばれました。
志位さんの演説も、TPP問題が中心にすえられると思いますので、JAの皆さんにも、ぜひおいでいただきたいと思います。
訪問途中で。飯綱山がまた白くなりました。
午後は、これまたJAながのの「TPP参加絶対反対緊急集会」に参加してきました。私は来賓として県会議員の石坂ちほさんの代理です。和田議員代理の大田千恵子さんとご一緒しました。他の県議参加は服部宏昭さん、他の方はメッセージでした。
国会議員では自民党の若林健太さんが見えました。小坂議員、篠原議員は秘書の方でした。
来賓挨拶は若林健太さんと、自治体長を代表して小川村長の伊藤博文氏のお二人でした。
「TPP反対」では大同団結です。今、広く共同の輪がどんどんと広がっています。
若林健太さんの挨拶の内容は、「断固反対」と突如TPPをいい出した菅政権を厳しく批判、「なぜFTA,EPAを丁寧にできないのか、なぜTPPなのか。アジアの経済の活力を取り入れるのは、TPPだけではない。10年、20年後の国益を見据えてやるべきだ」と言うものでした。
伊藤村長は農村を守る立場からの挨拶で「JAの皆さんの農業農村を守るための努力に敬意を表します」として、TPPは「アメリカが経済のいきづまりのために、日本の経済に手をつけてきた。韓国ではFTAをやったが、その結果中小企業がつぶれ失業者があふれた。日本の経済を維持できる対策を」との本質に迫った挨拶でした。
民主党の篠原議員のメッセージの一部が紹介されました。「・・・私はダボスに行く飛行機の中で菅首相には『私は反対だ』と言いました」と言うものでした。篠原さんは農水副大臣だが、大臣と首相が意見が違うのも、政党として変なものです。でも若林さんは「篠原さんは反対、悪いには菅政権です」と言いました。民主党も、内部ではゆれています。
生産者から3人、怒りの訴えでしたが、とても心に響きました。
米穀会長さんは「胃袋を守ってきたのは誰なんだ。キロ57円、一俵3420円の米が入ってきたら、やっていけない」と。
長沼にお住まいの女性部長さんは「最初はTPPのことはわからなかった。勉強会をするにつれ、日本の農村文化の否定だとわかってきた。『むかしむかし、あったとさ』と、農業を昔話にしてはならない。断固反対でがんばりましょう」との地方強い挨拶。
豊野でりんごつくりをしている青年部の方からも「今でもりんごの自給率は58パーセント」と、農業を守れと声を大に訴えました。
JAが取っている書名も2万筆も集まっているそうです。 最後は「ガンバロー!」ほんとにみんなでがんばろう! 私の右腕がちょこっと映ってる!赤い袖。