時々ジィジが「これはどう作るんだ」と、食べているおかずのレシピを聞いてくる。
今日は、切り干し大根とキクラゲ・人参の酢の物でした。
「切り干し大根をどうするんだ」
「切り干しもキクラゲも先ずは戻すんだよ。でも、切り干しは戻しすぎると風味がなくなってしまうから、そこがポイント」
「どのくらいの時間戻すんだ」
・・・・・・・
「それでポン酢とだし汁で・・・」
「なんだ、煮てないんだ」
と言う具合です。
この前はぶり大根。
「大根はスーッと串がさせるくらいにしっかり下茹でしておくと、味が浸みる。ぶりは熱湯をさっとかけて臭みをとる」
「大根は其のまま煮てはいけないのか」
「煮物の大根は必ず下茹でがいるんだよ」
「ふーん」
今日は「なんで聞くの? もしかして私が居なくなったら困ると思ってんの?」
「そうだな。娘たちにはこういう料理は食べさせてもらえないと思うんだ」
「わたしより、早く逝った方がいいかもね。家のこと、何がどうなっているか、何にもわかんないでしょ」
こういう冗談がポンポン言えるのも、まだお互い健康だからだなあ・・・・とつくづく思います。
かつて100才を越えた金さん銀さんが、マスコミ出演などで得た収入をどう使うかとインタビューされた時、「老後のためにとっておきます」との返答が最高でした。
そういう気持ちで暮らしたいですね。
エビネを描きました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます