中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

2才3才は愉快な年令

2024年08月27日 05時58分20秒 | 活動日誌

今朝は秋を思わせる涼しい風が入り風鈴が鳴り、虫の声をも聞こえる。

アア、そろそろ猛暑から解放されるかと期待を込めて予想気温を見れば、最高気温34度。

 

「もうやめてくれえ!」と叫びたいようです。

「パリ協定を守るように、努力してくれえ!!」とも叫びたい。

 

昨日は保育園の仕事だった。

やんちゃな二才児三才児の発達診断と保護者との懇談、午後は先生とのカンファレンスだった。

 

二才児三才児は、ほんとに愉快な年令だ。

自己主張の仕方がそれぞれで、悪さはするし(大人から見ればです)、あばれんぼだし、言うことは聞かないし。反対に自分をなかなか出せない子もいたりするけど。

 

お母さんの悪戦苦闘の話はよくわかる。

自我が育つときで、地球の中心は自分の時代だもの、まだ、客観的な思考がむずかしい時です。

かくれんぼをするとよくわかる。自分の姿が丸見えでも自分が目をつぶって世界が見えなければ、相手にも見えないと思っている。

 

家の娘がこのころ、「でっかいひとが、ずーっと向こうに行くとなんでつぶになるの」と聞いてきたことがあります。

主観の世界で遠近法がまだわからないからですね。

 

だから自分中心。「昨日までのいい子はどこへ行ったの」です。

 

でも、笑ってしまう場面も。

「ママのこと、だいきらい!!」と言われておもわず「ママだって、あんたのこと大嫌い!!」と言っちゃって、「私より優しいパパの方が好きなのかしら」ともちょっと落ち込んだりして。

「一番心許せて、全部受け止めてもえらえると信じているから、お母さんにあくたれつくんですよ。大好きなお母さんだから『大嫌い』っていうんですよ」と話してみる。

 

でも、今、自我をしっかり育てることが社会性を身につけるための大事な時ですね。

私は二才児、三才児とのお付き合いは大好き。

 

この子らが、年長さんになったときの姿を見ると感動ですよ。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする