中野さなえ活動日誌

花には太陽を こどもらには平和を

こどもの遊び場

2023年01月07日 19時45分06秒 | 活動日誌
お孫ちゃんがクリスマスプレゼントでブレーブボードを手に入れました。
当然ですが親は「危険だからだめ!」と心配しますから、許可が出てとてもうれしかったのです。
 
道路ではやらないとの約束で。
 
 
狭いながら、近くの公園のコンクリートの場所が唯一の遊び場です。
 
 
ところが冬休みの最終日、管理人さんに「ここは禁止」と言われました。
 
 
友達と「遊ぶところない」とぼやいていましたので、どこでできるのか、市の公園緑地課に聞いてみました。
 
 
この辺では北部スポーツセンターがありますが、そこはかなり高度な滑り場で、小学生は無理。しかも有料でした。
 
 
運動公園の駐車場も車がない時はやってもいいとのこと。
 
しかしいずれも遠い。ボードをもって自転車は無理。距離的にも無理。
 
 
「もう一か所、T公園なら、小さな子に気をつけてもらえばやれますよ」とのこと。
 
ここは比較的近いが、学区外なので子どもだけで行ってはいけない決まりです。
 
 
そこで、私が近くのスーパーで買い物をしている間に遊べるように、連れていきました。
 
2時間ばかり、さんざんすべってご満悦でした。
 
 
帰りの車の中から、「あ、グルリン号だ!」と子ども達。
 
 
そこからの子どもたちの会話です。
 
 
「ああ~あ、グルリン号が公園まで乗せていってくれたらなあ。ひとりでは危ないという事だから、バスに乗れば学区外でもいいと思うんだ」
 
「だって、上野はぐるりん号が通ってないよ」
 
「あのさ、公園めぐりのバスがあるといいなあ。そうしたら、あっちの公園、こっちの公園って、遊びに行ける」
 
「遊具のある公園もあるし、ない公園もある。その時によって行きたいところが違うんだものね」
 
「グルグル回ってて、帰りたいころまた来てくれる」
 
「子どもはただでね。10円くらいならいいかな」
などなど。
 
いい発想だね。
 
小学生にも巡回バスの要求があったのか。
 
 
外で遊ぶ子どもの声が聞こえない、と言われて久しい。
 
 
家の近辺の子たちは、遊び場にも恵まれていることもあり何より学校でもとても仲良しで、いつも5人、10人と徒党を組んで遊びまわっていますが、皆さんに「こんなに遊んでいる子どもたち、他ではあまり見たことがない」と言われます。
 
子どもらの会話を聞きながら「ゲームばかりしている」と決めつけないで、ゲーム以外のたのしいことにも魅かれる様に、どうやったらあそべる環境が作れるかなあ・・・・と思いました。
 
 
一方では、塾や習い事で忙しいくらしもあるようですが・・・
コメント
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