栄村へ行きました。
午後は、先日入党していただいたAさんとBさんの入党祝いの日でした。私も係わったことから嬉しいお呼ばれでした。
ところがこの入党祝いが、本日また2人の入党者を迎えたので、4人のお祝いとなり、さらに3人以上で支部を作ることができるので、急きょ支部結成祝いにもなったという急展開を見せたのです。
そのうらには、新入党員のみなさんの新鮮で感動的な感覚と行動がありました。
仮設住宅の党支部結成物語
まず、仮設に党の支部ができたら・・・との願いも込めて、まずはHさんご夫婦にぜひと、支部の広瀬さんとお願いに上がったのは6月の26日のことでした。
ところが、Hさん宅にはAさんがお茶のみにきていました。最初は「どうしたものか」と迷ったのですが、「エイ、これで何も話せず帰ったのでは、何しにきたかわからない!」。
予期せぬAさんも含めて3人にお話しして、結果、思わぬAさんが「そうだね。政治を変えなくては。力を合わせなくては」と入党決意してくださり、お目当てだったHさんご夫婦は「今は体調も悪い。生活が落ち着いたら必ず入る」との約束。いやあ、驚きました。
入党したばかりのAさんに、図々しいことだったけれど「仮設で党を作りたいが、どなたか誘いたい方、いませんか」と聞いたところ、「Bさんがいい。いつもお茶のみしてるし、赤旗読者だ」と。
実は私たちも考えていた方ではあったのですが、Aさんの一言で決定。「一緒に行ってください」「はいよ」・・・入党したその日にAさんはBさんに「私も入ったのだから、一緒にやろう。力を合わせなくてはダメだ」とのお誘いの言葉。そして、Bさんも「亡くなった父ちゃんも共産党は大好きだった」と入党。
私たちは今度はまた、今入ったばかりのBさんにも「Bさん、どなたか仲間に入れたい方いませんか」と尋ねました。そしたら「Cさんがいい。この間、あんたも赤旗読んでいるんだね、と話し合った」と言います。「そうだね、ぜひ入っていただきたい方ですね」と。ここまでは26日のこと。
そこで今日の訪問計画の一つは、Bさんと一緒に、Bさん推薦のCさんをお訪ねする予定が入っていました。
ところが、栄村に着いたら広瀬さんが「Bさんがアポを取ってくれたが、Cさんは午前中はダメだと言うんだ。午後ならいいというので、お祝い会に直接来ることになったんだよ」とのことです。
「え、お誘いするのはいいけれど、お祝い会なのに入党していただけなかったら、どうしましょう」
しかし、「なるようになるさ、ケセラセラ」。
そこで午前中は、読者のDさんとお会いして、まずは市田さんのDVDを見て、お話しました。Dさんは「私は勉強もしていないし、力になれるかわからない。それに、共産党は頑張っているのにどうして伸びないのか」との質問をされました。
広瀬さんと2人で丁寧にお答えして、今の情勢も語りました。
そして、気持ちよく入党していただけた!!ばんざーい!!これで支部ができる!!「Dさん、午後はお祝い会なんです!来てください!」 何という準備の良さ
同席していた広瀬さんの奥さんは、Dさんと固い握手をして「うれしい!私、勇気をもらった!」と感激です。本当に嬉しいことでした。
さてさて、お祝い会の会場になったAさんのお宅にいったら、すでにCさんがきていました。
「よく来てくださいました!」とご挨拶したら、Cさんはこう言いました。「私も仲間に入れていただきます。どうぞよろしくお願いします」「え、入党していただけるのですか?」「はい!」
決意して参加してくださったところをみると、きっとBさんが入党のお誘いに近いことを話したのだとおもうのです。すごーい!!!!感激でした。あらためて「4つの大事」をお話しして入党していただきました。
Dさんは早速「あの人に赤旗すすめてみるよ」との言葉です。これにもびっくり!負けてしまう!! 「あんたも入ってるの」「そうだよ!みんなで入ったんだ」との会話もありました。
かくして、入党審査の前に、入るなり入党祝いをして、さらに、仮設住宅に党支部が結成され、支部長も決まり、次の会議の日程も決まりました。次回は、新入党員の学習教育です。
「カンパーイ!!選挙、頑張ろうね!!」
「米粒ほどのこともできないよ。でも楽しくやろう」と。
お祝い会と支部結成の会の楽しかったこと!!まずはDVDを見て、それから「乾杯!」
DVDはみなさん、うなずきながたら食い入るように見ていました。石巻の仮設住宅の新入党員のみなさんの挨拶に深く共感しているのだろうなあ・・・と感じました。
懇談では、それぞれが自分の青春を語ったのですよ!! 笑い笑いで、最高でした。
さて、国会事故調査委員会が「福島原発事故は人災」と報告です。頑張れば、正義は必ず勝つ!