訪問先で「せっかくだ。写真を撮ろう」と誘われて・・・左端は野沢温泉村の宮崎議員
午前中は長水地区の飯綱町で伊藤まゆみ議員と、午後は飯山市、夕方から夜にかけては野沢温泉村で竹井議員、宮崎議員と一緒でした。
3人の入党者を迎え、赤旗も4人の方が購読してくださり、「入党を真剣に考える」と、約束してくださった方もいました。
本当に良かった!!
最後の入党のお誘いをした方は夜の8時の約束だったので、帰りが遅くなってしまいましたが、心地よい疲れです。
入党決意をされたSさんは、最初から「私は入らないよ」ときっぱりと断言していました。しかしさまざまな質問がでました。
「入るとしばられるような気がする」「党への理解がないのはこの地域の特徴なのか。演説会や集まりに参加する人が少ないし、はっきりものを言わない人が多い」「どうしてもっと声をあげて、党にバンバンと入らないのか・・・・まあ、私もそうだけど」・・・・
そこで、保守的だった地域がどんどん変化してきている事実や、今自分の考えで一人一人が自ら立ち上がってきていること、また「長いものには巻かれろ」と、まわりをうかがって右へならえ、そしてお上にたてつかない考えは、天皇制国家主義がつくってきたものではないか・・・・など膝詰めで話し合いました。
自分が傷つかなければ、それでいいのか。流されて生きるより、孫子のために人肌脱ぐ勇気を出すとき。
「自分はできない。誰かやってくれないか」は、できれば苦労したくないといろいろな場面で誰もが持ちうる感情だけど、でも、今、若いお母さんたちが「わが子の時代に放射能は許さない」と声をあげて行動している勇気。
自分の意見をしっかり持ち、意見の違いを認めて話し合い一致点をさぐる、この当たり前のディスカッションが成り立つようにするには、一人一人が自分の殻を破る勇気の積み重ねではないか・・・・党はその実践の最たる組織。たった一人が入党することだけで、どれだけ地域の変化を起こせることか。
そんなことを1時間以上話し合って、時間もタイムリミット。最後に「勇気を持って入っていただきたい」と、申込用紙の上にペンを置きました。
そうしたら、一瞬考えて、さっとペンを取って署名してくださった。感激でした。
きっぱりと「私は入らない、入る気はない」と断言していたし、話の途中でも「でも、悪いけど私は入らない」と強調していました。
だから実はなかば期待は棄てていました。だけど、入党は無理にしても、私も42年間歩んできましたが、党員としての人生の誇りを伝えたかった。
私は、心底まじめにものを考えるSさんを尊敬してしまいました。すごく柔軟な考えの方だなあと思いました。
伊藤議員と町合わせの飯綱町役場の裏で。待宵草。少し早く着いたので写真撮りをしました。
オオバコ 私の田舎の呼び名は「げろっぱ」。茎で引っ張り合いの遊びをしましたね。
ねこじゃらし