蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

幸せの教室

2013年01月25日 | 映画の感想
幸せの教室

海軍に長年勤務し、退役後は郊外のスーパーで真面目に働いてきた主人公は、学歴がないことを理由にしてリストラされてしまう。そこで大学で学び直すことにするが、そこで取ったクラス(スピーチ)の教授は無気力そのもので・・・といった話。

トム・ハンクス主演(+監督)で、原題は主人公の名前(ラリー・クラウン)、素朴な主人公が啓蒙されていくようなストーリーとくれば、どうしても「フォレスト・ガンプ」を意識してしまうが、話のスケールや映画の出来具合は比べようもない(ほど本作が劣る)もので、残念だった。

大学教授役のジュリア・ロバーツの役名は「メルセデス・テイノー」。普通の英語読みだとなかなか「テイノー」と読んでもらえないので、最初の授業のとき、「私の名前はテイノーだ」と何度も強調する。日本人だけが笑えるシーンだった。
主人公が取ったもう一つのクラスの経済学の教授役の人(ジョージ・タケイ)は、スタートレックのレギュラーだったらしいが、妙に伊武雅刀に似ている(見かけもしゃべり方も)ように感じたのは私だけだろうか。

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