蛙と蝸牛

本の感想。ときどき競艇の話。

こんにちは、母さん

2024年06月23日 | 映画の感想
こんにちは、母さん

神崎福江(吉永小百合)は東京下町で足袋の店を営み、近所の教会の牧師荻生(寺尾聰)に好意を抱いていた。息子の昭夫(大泉洋)は大企業の人事部長だが、会社の人員整理のため、会社の同期の木部(宮藤官九郎)にリストラを宣することを余儀なくされる。木部からは罵られ、悩んだ昭夫は、あまり寄り付かなかった実家に帰るが・・・という話。

山田監督を前に演技しているせいか、セリフが話し言葉っぽくない脚本のせいか、なんだか皆さん演技がぎこちないような気がした。

特に演出家&脚本家でもあるクドカンはなんだかよそ行きというか、役者としてのいつもの調子とは異なっていたように思えた。

あと、大泉さんに悩める人事部長の役は似合ってなかったなあ。多分コメディのはずなので、例え人事部長役でももう少しハメを外していつもの調子を出してくれるとよかったのだが。

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