2013年1月26日(土)
== ハノイに戻って市内観光、そして帰国へ(続き) ==
世界遺産タンロン遺蹟の南部にある、皇帝の住居への入口だったとい「端門」↓に回り、
階段を上がると広場に並ぶ盆栽などが見晴らせる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/31/ba9444954d5e0883708a8344148cb18f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/7f/613c91baa71fc1ccf07b37390f020ccc.jpg)
端門の最上部の塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/63/c9580a7833ee41f0a13989435f0deadf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f3/61d1ecf8fb482263eaeda6114e5cd892.jpg)
正面の煙突のようなのは、軍事博物館のフラッグタワーと呼ばれる建造物のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5b/2293003029f01a55ae8a3cc48af5d904.jpg)
下に降りて周辺の建物や龍の階段などを見て回る。大太鼓もあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/06/6ec8157c773477a140bfd965b657f014.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/37/213156254d91cf256d89648c3a9ae435.jpg)
龍の階段を上がったところに皇帝の住居があったようだが、現在は「龍の家」と呼ばれる
フランス植民地時代に造られたフランス軍の拠点だった建物↓が残っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/79/6c4719ef513fae5870561e7ca3d01e84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a2/3d3438f373491745a6275516b5d269a8.jpg)
15時30分にタンロン遺蹟の北門を出て、西南すぐ近くにあるホーチミン廟(びょう)
に行く。1975年の建国記念日に建立された、ベトナム建国の父ホーチミンの遺体を安
置するところで、1日1回、ガラスに横たわる遺体を見学できるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/61/29424d61ec8760f2aa09a1b3fb200d05.jpg)
廟の前は広場になっていて、ここで1945年9月2日にホーチミンが独立宣言をした
場所のようだ。
16時から衛兵の交代があるというので、廟の前で少し待つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/26/d50caac0d345287b3ee70015dc1e0c10.jpg)
ちょうど16時、3人の衛兵が左手から独特の歩調で現れ、立っていた3人と交代した。
衛兵の勤めは1時間ごとだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a3/620fba4572c5eb5410fabef73748fdac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/46/89039798313e356a9987234f36a614de.jpg)
衛兵の交代を見て、すぐ近くの一柱寺(いっちゅうじ)に回る。一柱寺は、李王朝時代
の皇帝・李太宗が1049年に建立した仏教寺院内の楼閣。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ec/b49ecc7496100c4b9ce098f17f8bacbf.jpg)
ハスの花の上に立つ観音菩薩をイメージしていて、その名のように1本の柱の上に3m
四方の仏堂が建っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/57/e41c779d491f4e4e882cd85f36e28d8a.jpg)
でも、柱はコンクリート造りのようで、最近建て替えたものと思われた。堂内には小さ
い観音像が安置されていて、参詣者が次々に上がって拝礼していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/ea/114f322bbaad3e9ebae223cdb802e485.jpg)
一柱寺の前にあり、屋根上に「延祐寺」と記された寺院に入って見たら、堂内は精巧な
飾り付けに覆われていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c3/cef882cf1d03be2660939ff3e7bf7746.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/ac/76b6725805ea574af12400496ba6a5f3.jpg)
寺域では今も、フランス植民地以前の漢字が使われているようで、あちこちに漢字が見
られた。
16時30分に一柱寺周辺の観覧を終え、バスで市内のアオザイ(Aodai)という雑貨
店に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/2b/fb9d20b0f929414527702d764c563d6f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/60/b7/d8c72ef393a006311d7c3915319c26ba.jpg)
民芸品や服飾品、アオザイと呼ぶベトナムの民族衣装、ジュエリーや香木、木製品など
を販売しているが、ほとんどの人はすでに別の場所で土産品を買い終えており、買い物を
する人は少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/47/67dbbbd4fede53259dcabe6e69dbf6ba.jpg)
店は空いていたので、ここで荷物整理の時間を設けてくれた。品物の傍らにトランクを
開けて、手荷物とトランクに収めるものとを振り分けさせてもらい、ありがたい場所と時
間を提供してもらった。
この後バスで、ホアンキエム湖の北東端近くにあるタンロン水上人形劇場に回り、正面
最前部の一番良い席に陣取り、18時半から開始の水上人形劇を鑑賞する。
水上人形劇は1000年以上の歴史ある伝統芸能で、池や沼の多いベトナム北部の農村
で誕生し、王様の目にも留まり王宮でも演じられるようになったとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/5d/e2d260eda39abe303c23e565ae5d4831.jpg)
仕掛けは、木で出来た人形に2,3mの竹竿がついていて、人形の中には仕掛けのひも
が隠されている。それを、人形師が幕の後から竹竿とひもを操って演じるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/77/5324dfb9f811f4270f231c8d2867a2df.jpg)
劇は18の場面に分かれていて、龍の踊り、鳳凰の舞い、キツネとアヒル、魚とり、子
どもの遊びなど、農村部の生活を中心に45分ほど演じられ、そのきめ細かい所作は見事
なものだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/93/e82224b0dc0a23a88ffc9bed5d6010eb.jpg)
終演後、冷たそうな水中に姿を見せた6人の人形師の皆さんに、観客から盛大な拍がお
くられた。
この後バスで移動して、ニッパヤシで葺かれた屋根のレストランに行き、ベトナム北部
の名物料理という最後の夕食を味わう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ce/c6e1883e0f68fe31787cc6723a346268.jpg)
ここで6日間のツアー行程をすべて終え、空港に向かう。途中見えたホンダのビル屋上
の温度表示は17℃を示す。
21時半頃ハノイ空港に着き、出国手続きや税関検査などを経て27日0時10分発成
田空港行きベトナム航空VN-310便に乗る。
飛行機は0時30分に離陸した。所要時間は約4時間50分とのことだったが、帰路も
予定より早い4時間ほどで着くという。
仮眠をしたかしないうちに東の空が明るくなってきて、朝食が出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/68/c510d7987695c98c4b1dae88b0b40199.jpg)
成田空港には、飛行時間ちょうど4時間の6時30分に着陸した(ベトナム時間より2
時間早い)。気温はマイナス1℃とか。暖かい(前半は暑かった)ベトナムから戻って、
一気に真冬の寒さを感じる。
入国手続きや税関検査、荷物の受け取りなどを経て、7時55分発北総線経由の京成ア
クセス特急で帰路に着いた。(完)
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== ハノイに戻って市内観光、そして帰国へ(続き) ==
世界遺産タンロン遺蹟の南部にある、皇帝の住居への入口だったとい「端門」↓に回り、
階段を上がると広場に並ぶ盆栽などが見晴らせる。
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端門の最上部の塔。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/00/63/c9580a7833ee41f0a13989435f0deadf.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/f3/61d1ecf8fb482263eaeda6114e5cd892.jpg)
正面の煙突のようなのは、軍事博物館のフラッグタワーと呼ばれる建造物のようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/5b/2293003029f01a55ae8a3cc48af5d904.jpg)
下に降りて周辺の建物や龍の階段などを見て回る。大太鼓もあった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/72/06/6ec8157c773477a140bfd965b657f014.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/37/213156254d91cf256d89648c3a9ae435.jpg)
龍の階段を上がったところに皇帝の住居があったようだが、現在は「龍の家」と呼ばれる
フランス植民地時代に造られたフランス軍の拠点だった建物↓が残っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/39/79/6c4719ef513fae5870561e7ca3d01e84.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/a2/3d3438f373491745a6275516b5d269a8.jpg)
15時30分にタンロン遺蹟の北門を出て、西南すぐ近くにあるホーチミン廟(びょう)
に行く。1975年の建国記念日に建立された、ベトナム建国の父ホーチミンの遺体を安
置するところで、1日1回、ガラスに横たわる遺体を見学できるという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/61/29424d61ec8760f2aa09a1b3fb200d05.jpg)
廟の前は広場になっていて、ここで1945年9月2日にホーチミンが独立宣言をした
場所のようだ。
16時から衛兵の交代があるというので、廟の前で少し待つ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/26/d50caac0d345287b3ee70015dc1e0c10.jpg)
ちょうど16時、3人の衛兵が左手から独特の歩調で現れ、立っていた3人と交代した。
衛兵の勤めは1時間ごとだという。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a3/620fba4572c5eb5410fabef73748fdac.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/46/89039798313e356a9987234f36a614de.jpg)
衛兵の交代を見て、すぐ近くの一柱寺(いっちゅうじ)に回る。一柱寺は、李王朝時代
の皇帝・李太宗が1049年に建立した仏教寺院内の楼閣。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/ec/b49ecc7496100c4b9ce098f17f8bacbf.jpg)
ハスの花の上に立つ観音菩薩をイメージしていて、その名のように1本の柱の上に3m
四方の仏堂が建っている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/57/e41c779d491f4e4e882cd85f36e28d8a.jpg)
でも、柱はコンクリート造りのようで、最近建て替えたものと思われた。堂内には小さ
い観音像が安置されていて、参詣者が次々に上がって拝礼していた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/ea/114f322bbaad3e9ebae223cdb802e485.jpg)
一柱寺の前にあり、屋根上に「延祐寺」と記された寺院に入って見たら、堂内は精巧な
飾り付けに覆われていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/c3/cef882cf1d03be2660939ff3e7bf7746.jpg)
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寺域では今も、フランス植民地以前の漢字が使われているようで、あちこちに漢字が見
られた。
16時30分に一柱寺周辺の観覧を終え、バスで市内のアオザイ(Aodai)という雑貨
店に行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/2b/fb9d20b0f929414527702d764c563d6f.jpg)
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民芸品や服飾品、アオザイと呼ぶベトナムの民族衣装、ジュエリーや香木、木製品など
を販売しているが、ほとんどの人はすでに別の場所で土産品を買い終えており、買い物を
する人は少なかった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/47/67dbbbd4fede53259dcabe6e69dbf6ba.jpg)
店は空いていたので、ここで荷物整理の時間を設けてくれた。品物の傍らにトランクを
開けて、手荷物とトランクに収めるものとを振り分けさせてもらい、ありがたい場所と時
間を提供してもらった。
この後バスで、ホアンキエム湖の北東端近くにあるタンロン水上人形劇場に回り、正面
最前部の一番良い席に陣取り、18時半から開始の水上人形劇を鑑賞する。
水上人形劇は1000年以上の歴史ある伝統芸能で、池や沼の多いベトナム北部の農村
で誕生し、王様の目にも留まり王宮でも演じられるようになったとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/5d/e2d260eda39abe303c23e565ae5d4831.jpg)
仕掛けは、木で出来た人形に2,3mの竹竿がついていて、人形の中には仕掛けのひも
が隠されている。それを、人形師が幕の後から竹竿とひもを操って演じるようだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0c/77/5324dfb9f811f4270f231c8d2867a2df.jpg)
劇は18の場面に分かれていて、龍の踊り、鳳凰の舞い、キツネとアヒル、魚とり、子
どもの遊びなど、農村部の生活を中心に45分ほど演じられ、そのきめ細かい所作は見事
なものだった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/93/e82224b0dc0a23a88ffc9bed5d6010eb.jpg)
終演後、冷たそうな水中に姿を見せた6人の人形師の皆さんに、観客から盛大な拍がお
くられた。
この後バスで移動して、ニッパヤシで葺かれた屋根のレストランに行き、ベトナム北部
の名物料理という最後の夕食を味わう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/ce/c6e1883e0f68fe31787cc6723a346268.jpg)
ここで6日間のツアー行程をすべて終え、空港に向かう。途中見えたホンダのビル屋上
の温度表示は17℃を示す。
21時半頃ハノイ空港に着き、出国手続きや税関検査などを経て27日0時10分発成
田空港行きベトナム航空VN-310便に乗る。
飛行機は0時30分に離陸した。所要時間は約4時間50分とのことだったが、帰路も
予定より早い4時間ほどで着くという。
仮眠をしたかしないうちに東の空が明るくなってきて、朝食が出る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/68/c510d7987695c98c4b1dae88b0b40199.jpg)
成田空港には、飛行時間ちょうど4時間の6時30分に着陸した(ベトナム時間より2
時間早い)。気温はマイナス1℃とか。暖かい(前半は暑かった)ベトナムから戻って、
一気に真冬の寒さを感じる。
入国手続きや税関検査、荷物の受け取りなどを経て、7時55分発北総線経由の京成ア
クセス特急で帰路に着いた。(完)
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