丘の上に建つカテドラルへやって来た。
聖堂前の広場からはオレンジ色の屋根が連なる町並みが見渡せ、その景色はとても美しい。
ポルト大聖堂はポルト最古の教会で、12世紀にロマネスク様式で建てられ、
17~18世紀に改修が加えられ、ゴシックやバロックなど様々な様式が混じり合う。
聖堂前の広場。
北面は18世紀に加えられたバロック様式の外廊がある。
入口付近の蛇のような装飾。
聖堂内の主祭壇は17世紀に銀細工で造られたもの。
色とりどりの大理石の柱も美しい。
豪華絢爛な翼廊
幅が狭めな身廊とバラ窓。
聖堂からゴシック様式の回廊が続く。
その回廊にはブルーのアズレージョがびっしりと貼り巡らされている。
アズレージョは18世紀に貼られたもの。
アズレージョには聖母マリアの一生やオウディウスの変身物語の様子が描かれているという。
回廊沿いにある聖具室。
二階へ上がる階段壁にも貼られるアズレージョ。
のどかな田園風景が描かれている。
聖堂参事会会議所。
天井がまた素晴らしい。1737年に造られたもの。
道徳的寓意が描かれているという。
二階のテラスから一階の回廊を望む。
二階のテラスの壁面にも大きなアズレージョが貼られている。
アズレージョのある壁面にはベンチがつけられ、観光客の休息場に。
聖ヴィンセンテ礼拝堂
そして二階からの見晴らしも最高。
ドウロ川も見渡せる。
この日もいいお天気で、素晴らしい風景を眺めることができて、
幸せいっぱいのポルトの一日だった。