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東京モザイクタイル&建築巡り【東京交通会館&有楽町電気ビルヂング&有楽町ビル】

2022-11-15 | 東京タイル&建築巡り2022
週末は前田侯爵邸の見学会参加の手配をして頂けたので、
3年ぶりに東京へ訪れる口実?ができ、まだ見てないタイルや建築を見て回りたいと思ってた。
しかし、計画を立てる時間がないまま前日になってしまい、、とりあえず
家にあった「矢橋六郎大理石モザイク作品集」からいくつか物件をピックアップ、+近隣のタイルがありそうなビル、後はまだ行けてない大物近代建築物件などをリストにあげて出発した。



早朝着だったので、1時半からの前田侯爵邸の前に開いてるビルのモザイクを巡り、10時以降にチケット頂いた朝香宮邸へ行くというプランを急遽立てる。
まずは東京交通会館へやって来た。



吹き抜けの螺旋階段に下がるシャンデリアが豪華。


そして、矢橋六郎の大理石モザイク、「緑の散歩」があった〜!
来るのが早すぎて、最初はまだ照明がついてなかったのだけど、
途中でライトアップされて、「おおーっ」と、、このモザイク空間を独り占め。


舞台のような階段の踊り場の壁面全体がモザイクで覆いつくされていて圧巻。




間近で見ると、大理石の他にもタイルやガラスモザイクも混ざり、複雑な色合いが見られる。




階段の折り重なりとモザイク


2階から3階にかけてもモザイク画があり、


駆け上がると、同じく矢橋六郎の「白馬」という作品が。


お次は、有楽町電気ビルヂングへ。
こちらは、矢橋六郎の「太陽とオリーブ」という作品。大理石にオリーブの木が刻まれ、金色のモザイクの太陽が浮かんでいる。


床には、波間に浮かぶ船。
全体的にトーンが落ち着いていて、日本画のような和の雰囲気に満ちていた。


モザイクのピースも、黒からグレー、白のシックなグラデーションに、わずかに茶系の大理石が混じっていた。


そして、前回来た時に見て感激した有楽町ビルへも。


このお皿型のタイルがびっしり貼られた空間は
圧巻で、


底に溜まった釉溜まりとの濃淡が最高に美しい、、


一枚一枚が分厚く、高級感あるタイル。
間に入ったボーダータイルが奥に控えて貼られてるので、お皿の立体感が増し増しで、存在感たっぷり。


そのタイルが天井までびっしり貼られてるという贅沢なエントランスホール。
一部赤い釉薬や、



濃いめのカラーが入っていて、より一層飴釉の美しさが際立ってうっとり。


地下への階段にもびっしりと。


2階からタイル越しにタイル


あらゆる角度から撮りまくってしまった。
解体が決まっているとか、、残念でならない。


地下へ下りると、ガラスのボーダータイルが貼られたコーナーも発見。


アンバー色に、瑠璃色が美しい。


別の入口には、辰砂のような燃えるような赤、なめらかな曲面が現れて
しばし釘付け・・


しかもタイルはツヤツヤ。
時を経ても色あせないタイルの美。


小口タイルの間にボーダータイルが挟み込まれ、あまり見かけない貼り方。




向かいは新有楽町ビルヂング。
こちらのタイルはブルーのグラデーション。


ビルのタイル巡りは続く・・


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