建築巡り講座で菊水楼へ行った後、近くの「カフェ工場跡事務室」へ数人の方とご一緒させていただいた。
こちらの建物は大正14年に奈良の宮大工によって建てられ、昭和50年代半ばまで
乳酸菌飲料の研究、開発、製造が行われていたところだそうで現在はカフェ&ギャラリーになっている。
この日はいつもは見られないところもギャラリーとして開放されているということで楽しみにやってきた。
時が止まったようなこの空間、素敵すぎる・・
右手は元事務室で現在カフェになっているところ。
左手は研究室と出荷作業室で現在ギャラリーと多目的スペースとして使われている。
カフェ入り口。
奥の右手の建物は菌の保管庫だったそう。
乳酸菌だけでなくシイタケ菌なども培養していたとか。
あちこちに工場で使われてた古い部材などがオブジェとして再利用されている。
ギャラリーの中は撮影禁止だったけど、工場時代の古い機械類が並んでいて、
どの機械も年季が入った風格漂う美しさがあった・・
ギャラリーを見学させていただいてからカフェの方へ。
天窓からぽっかり覗く青空、丸いガラスの照明が美しい~
「フトルミン」は製造されていた乳酸菌飲料の名前。
乳酸菌飲料といえばカルピスとかヤクルトを思い出してしまうが、
このころの乳酸菌飲料は嗜好飲料というより病気の人向けのものだったそう。
その昔製造されていた本物のフトルミンが・・
中の液体はさすがに沈殿していたが。
私たちはお座敷の方でゆっくりと。
ほうじ茶と和菓子のセットをいただいた。
同じ敷地内にあったショップ。
となりにはこんな洋館の住宅もあった。
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近代建築好きでも人それぞれ、好きなジャンルが少しずつ違っていると思うのですが、私はこういうのが大好きなんです。。
店主の方も穏やかな方で気持ちよかったし、ほうじ茶もおいしかったですね♪
今度 ゆっくり明るい時に歩いて四方から建物を見てみようと思っています。
工場跡カフェ、素敵でしたね!
私も大好きですよ~
工場時代の雰囲気をあまり損ねずいい感じにリフォームされてましたね。
ギャラリーにあった機械類にも萌えましたよね~
HP覗いたらゲストハウス計画準備中となってたので今後泊まることもできるようになるのかと
興味津々です~