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平安蚤の市からのユキパリスコレクション&洋館カフェ・ゴスペル

2020-01-15 | 純喫茶&リノベカフェなど
今年の4月から始まったらしい平安蚤の市へ、初めて訪れてきた。
毎月大体10日に行われるという蚤の市は、
平安神宮前の岡崎公園で、全国の古道具屋さんが集まって、国際色豊かなアンティークの品々が売られてるという。


タイル作品を作るための、額縁的なものが何かないかなあと見回っていたが、
ちょっとサイズが大きすぎたり、値段が高すぎたりで、残念ながらこれといったものはなかった。
が、おしゃれなお店が多くて、いろいろと目の保養になって楽しかった。
イギリス製のヴィクトリアンタイルもあった・・とても買える値段ではなかったが。


その後はルート上に出てきた、「青おにぎり」という握り立てのおにぎりが食べれるお店でお昼ご飯を食べることにした。
お店の前にはリアカー。
リアカーでの販売も不定期でされているそう。



カウンターに座ると、目の前におにぎりの具材のラインナップがずらりとあって、
いろいろ目移りしたが、結局ノーマルな昆布と鮭をチョイス。
それにお味噌汁とだし巻き卵のセットをつけた。
握り立てのおにぎり、鉄の羽釜で炊いたというご飯はふっくらとして、パリパリの海苔と共に食べると至福だった。
途中で外国人観光客グループも入ってきて、お店はにぎわってた。



そして、ユキパリスコレクションミュージアムへやってきた。
オーナーのユキパリス氏の築100年になるという実家を改装して、
つくられた美術館&ショップ。
内部は撮影禁止だったが、二階の美術館ではヨーロッパ各地のアンティークの刺繍やレース、裁縫道具などが所狭しと展示されてた。
裁縫道具類の針入れやピンクッション、ハサミなどは細かい細工がされていて、
それぞれが美しい美術品のようだった。 


そして近くのカフェ・ゴスペルへ。
こちらも一度行ってみたかった洋館カフェ。


蔦の絡まる洋館は、ヴォーリス設計事務所により、個人の住宅として昭和57年に建てられたもので、現在は一階はアンティークショップに、二階はカフェ・ゴスペル
として営業されている。









玄関を入って、右手の扉を開けると、階段ホール。


幾何学模様の装飾が施された親柱。


階段下の小さなスペースに設けられたコーナー





二階のカフェは広々としていて、奥にはオープンキッチン、右手には造り付けの書架、左手には暖炉。
たまたまこの入った時間、お客さんが誰もいなくて貸し切り状態。


大理石の暖炉は今も現役のようで、炎が上がっていた。
暖かくて感激・・
暖炉の近くの席に陣取った。


煤で少々黒ずんでいたレリーフの模様。


書棚かと思ったら、レコード立てのようで、ぎっしり。
その下には大きなスピーカー。


店内は広々してたが、テーブル席はぽつぽつと、ゆったりした配置になってた。
アンティークな家具も素敵。


六角形の張り出した窓のコーナーは、ドアもついていて、完全個室の雰囲気。


窓に向かったこの席もいいなあ。


紅茶はポットサービスで、たっぷり三杯くらいはあってゆっくりできた。



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