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神子畑選鉱場跡&ムーセ旧居

2013-09-23 | 建築巡り・街歩き【兵庫】



三連休の一日、ちょっと遠出。
兵庫県朝来市の天空の城、竹田城と生野銀山へ行こうと思ってやってきたけど、
竹田城に着く直前に問い合わせてみたら車で行くルートの駐車場はもうすでに満杯で
片道40分歩くルートをすすめられ、子供たちが歩くのイヤと言ったので竹田城はカットすることに;
生野銀山方面へ向かった。
その途中に立ち寄ったのは、神子畑選鉱場跡&ムーセ旧居。





神子畑選鉱場跡は明治11年から生野銀山の支山として稼働、大正6年で閉山した後、
明延鉱山で採鉱された鉱石の選鉱場となった。
最盛期には東洋一の規模を誇っていたのだそう。





選鉱場の傾斜面には物や人の移動が行われていたインクラインが残されている。









この円形の巨大な装置はシックナーと呼ばれるもの。
巨大な円はすり鉢状の水槽になっていて、回転させながら液体を除いて固体物を取り出す
非ろ過分離装置となっている。





脱水した後の不要物は坑道の足場などに再利用されたのだそう。





建屋が解体される前の神子畑選鉱場。





すぐそばに生野銀山開発に貢献したフランス人技師、ムーセの元住居が移築されている。
明治20年に移築されたもので事務舎として利用されていた。













現在、資料館となっている。





一円電車と呼ばれる、従業員やその家族の交通手段として使われていたもの。





貨物用トロッコと同じくらいの大きさだったため、車内は向かい合う人が座って膝が当たるくらいの
狭さだったという。






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