m's diary

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ベトナム縦断の旅【鉄道編】

2008-07-29 | ベトナム縦断の旅2008


今回のベトナム旅行の移動のメインは鉄道。
本当は全て鉄道で移動したかったのだが途中からはチケットが取れなかったため、
ホーチミンからダナンまでの17時間の夜行列車とダナンからフエまで3時間、全行程の半分を鉄道にて移動することに。

国内では青春18きっぷの旅で9~10時間の長距離列車の旅は子供たちも経験済みだが今回は親子共々ベトナム鉄道デビューでちょっとワクワク。

出発の19時前のホーチミン駅のホーム。





我が家が予約したのは家族で一部屋貸し切れるし鍵もかかるし安全ということで
ソフトベッドの4人用のコンパートメント。大人US$39、子どもUS$19.5。
他にも6人用のコンパートメントやハードベッドやリクライニングシートなどいろいろランクはあるよう。

一人一枚のシーツがついていてエアコンも効いている。
真ん中に小さな引き出し式のテーブルあり。
きれいとは言い難いがとりあえずは快適に旅行できそう?!





この日は遅めの昼食しかとってなかったので、駅の売店でバインミーとバインバオ(肉まん)を買って夕食代わりに。
この後、思わぬ事態に巻き込まれる私たち・・

一人のサラリーマン風の男がやってきて私たちの部屋に居座り始めた。
席番号がここだと言い張る男にオーバーブッキングか?!と思いつつ
私は男の荷物を外へ放り出し、無理やり外へ押し出して、扉に鍵を掛けて何とか席を死守。
ほっとしたのも束の間、掛けてたはずの鍵が開けられる。
今度はこの車両の係員。
連れて来た女の人をこの部屋へ入れてやってくれ、と!
席にあぶれた人の対応い追われてるようだ。
どうもうちは子どもが二人だからベット一つくらいあけれるだろう、という算段のよう。
ここは私たちの部屋だ!と主張して、再び追い返す。

昼間ならまだしも一晩寝て過ごすのでいくらなんでも相部屋は無理!
ちゃんと四人分の席料を払ってるだろ!
ベトナム人ならこんな時、入れてあげるんだろうか~?
これはベトナムでは常識?!
どうやら最初の男も係員にすすめられて?ここへ来たようだ。
もうわけがわからん・・





夜の間、列車はすごいスピード、すごい揺れで飛ばしていた。
これって脱線でもしないのかな?というくらい・・

夜が明けて、停車した駅では売店が開いていて、皆いろいろと買出しに出ていたので私たちも何か買うことに。





もっちりした食感のとうもろこしとザボン?
車販で売りに来たベトナムコーヒー。





宿題する娘。
到着は12時半予定だったのでのんびり過ごす。
旅先ではゆっくりできない私もさすがに列車の中ではゆっくりするしかないのでいい休息になったかも。

穏やかな列車での旅、らしくなってきた。
が、しかしこの後、旦那に異変が・・
激しく揺れる列車のストレスで何とおしっこが出なくなったと!
出したいのに出ない、膀胱が破裂するかもと言い出す始末・・
ダナンまで後3時間もある・・
思わず私はダナンについたら駆け込む病院をガイドブックで探した。

そして列車はどこかの駅で停車した。
揺れの止まった列車のトイレでなんとか用を足すことが出来た旦那・・
一時はどうなるかと思った。
世話の焼ける家族だ・・





朝は車内販売がいろいろまわっている。
これはおかゆ。





一番前の車両には食堂車が。





ブンを頼んでみる。





いろいろと変わる車窓も楽しい。





これはお墓かなあ?





予定より40分遅れくらいでダナンへ着いた。
ベトナム人の団体旅行客が多そう・・
この後唯一の旅行者らしき私たちは駅前でタクシーの客引き全員に囲まれる異常事態に・・
コメント (5)
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