m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

赤穂市立民俗資料館&塩作り体験

2008-05-27 | 工場見学・社内見学&子連れイベント


日生のまほろばの郷へ泊まった一日目は雨だったので昼過ぎまで赤穂で過ごすことに。
塩作り体験のついでに民俗資料館の建物を見るため、寄ってもらった。





赤穂は古くから塩業で栄え、明治38年に塩専売制になると塩務局が置かれ、明治41年にこのが完成した。
事務所はアーチ状の庇屋根、イオニア風の柱頭飾、ハンマービームを多用した西洋風の建物。

昭和24年に日本専売公社赤穂支局、昭和57年に赤穂市立民俗資料館となった。

















文書庫は煉瓦造、塩倉庫は11棟が建ち並んでいたそう。





そして赤穂海浜公園内の海洋科学館・塩の国にやってきた。
ここは入館料で塩作り体験ができる。(大人200円、子ども100円)
製塩作業所では毎日曜日は釜焚きの実演が見れる。





これは入浜式塩田といって潮の干潮の差を利用して、海水を塩浜に送り込み、砂に塩の結晶がつくようにしている。
日本では独特の製法で約400年もの間盛んに行われた。





そしていよいよ塩作り体験。
ここの塩田で作られたかん水(こい塩水で海水の6倍)を煮詰めて塩を作る。





あっという間に水分が煮詰まり、さらにスプーンでかき混ぜると荒い結晶だった塩がさらさらのきめの細かい美味しそうな塩に出来上がった。

ちなみに粗塩というのは粒の大きい塩のことを言うではなく塩田で作った塩のことを言うのだそう。





この自分たちで作った塩を使って翌日まほろばの郷にてお釜で焚いた古代米をおにぎりにして食べた。
美味しかった~
コメント (2)
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