m's diary

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沖縄の旅・中村家住宅

2007-07-31 | 沖縄の旅2007



「中村家住宅」(重要文化財)は約280年前の豪農の屋敷。
琉球王朝時代に建てられ、戦前の沖縄の住居建築の特色を全て備えている建物。
ということで私的には最も楽しみにしていたスポット。

琉球石灰岩でできたこの塀はヒンプンといって門の内外との仕切りで外から直接母屋が見通せないようにした目隠しの役割をしている。





ウフヤ(母屋)は一番座(客間)、二番座(仏間)、三番座(居間)となっていて畳間は全て6畳かそれ以下で、当時の農民にはその大きさしか許されていなかったという。





屋根は本瓦ぶき、漆喰塗りで屋根の上に魔よけのシーサーをおいている。





石垣の内側には防風林の役割を果たすフクギが植えられ台風に備えている。





井戸とメーヌヤー(家畜小屋兼納屋)





家の周りの散策路を上がっていくと中村家の屋根が見渡せる。
この赤瓦が連なる景色はなんとも言えず美しい~





アシャギ(離れ座敷)は客の宿泊所。





サトウキビを圧搾する機械が。





この赤い瓦はほんとに見飽きることがない・・

コメント (4)
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