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友人の写真展*銀座の奥野ビル、

2021-12-03 14:23:21 | 日記・エッセイ・コラム

友人が銀座の奥野ビルで写真展を開催した。

さっそく駆けつけました。

友は写真展をもう10回以上開催しているだろう。

こんどのは古めかしい奥野ビルでとは考えたものだ。

奥野ビルは昭和7年(西暦1932年)に建てられたクラッシックなビルで、インテリアが面白い。

友人が以前からライフワークで撮ってきた花の写真です。

画廊なので写真も展示販売しています。

絵画と違って写真の売買は日本ではまだ未知なところがあります。

彼が日大芸術学部を中退した頃からの友人です。

バリバリの広告カメラマンです。

90年近い歳月が流れていますので、床がすり減って凹んでいます。

お隣では棟方志功さんの写真展だった。

棟方さんは青森が生んだ孤高の版画家だった。

昨年、冬の青森に行った時にも棟方美術館にお参りしてきた。

銀座にはいくつか古いビルがあったが、いまではここ奥野ビルだけになった。

古いものを生かしたおしゃれなテナントさんが入っている。

どうです、戦前に建設されたビルにしてはいきでしょ。

原宿や代官山ににあった同潤会アパートと同じ設計者のようです。

同潤会アパートは原宿に一部しか残っていないが、全体の作りは似ているので参考になると思う。

ただし、同潤会にはEVがなかったが奥野ビルのはスケルットンのEVが現役で動いています。

昔、スペインを旅していてマドリッドの建物には、古い古いスケルトンのEVばかりで感激したものです。

日本の建築物も古くてもいいものは、手を入れてリノベーションするかリフォームして使ってほしいな。東京にはそんな味のあるビルが少ないというかゼロに近い。木造じゃなくてもコンクリーと造りでも面白いし、そんなのが街にあれば街に厚みが出てくる。全てが新しいと、、、薄っぺらいものだ。

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