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時間旅行・記憶*東京都写真美術館

2024-04-28 19:43:56 | 日記・エッセイ・コラム

時間旅行・記憶*東京都写真美術館を見てきた

東京都写真美術館がある恵比寿ガーデンプレイスは

恵比寿ビール工場跡地にできました

私にとってはつい最近のような気がしますが

もう〇〇十年もたっています

恵比寿ガーデンプレイスが出来上がる前に

ビヤガーデンができ焼肉バイキングが評判で何度か通いました

ネットに「時間旅行、記憶、木村伊兵衛展」が紹介されていた

高齢者は入場料金が安くて助かります

すごく安い

「時間旅行」は日本の写真歴史の紹介みたいなもの

基本は日本国内の話

白黒写真に人着したものと思われます

一般市民を撮っているのが新鮮です

表に出てくる人たちじゃなく一般市民なのが良い

その当時の日本の日常の記録です

ノスタルジーがある光景だなと思ったが

相当に古い時代だろうと思ったら

1960年代から1970年代あたりの東北にあった鉄道だった

まるで夢みたいな光景です

良く撮っておいてくれました

ポートレイトですが現代でも通用する撮り方ですね

衣装メイクが古いだけ

「時間旅行」が面白かったかと言えば

私にはいつか見たような写真でつまらなかった

贅沢だなーとは思うが、、、

ライフや朝日グラフの古い表紙を見せられても

うーんそんなこともあったっけ

だけです

これは・これは・のどかだ

恵比寿ビールがビールの製造を恵比寿で始めたころの社屋

恵比寿や渋谷がまだ広大な野原だった

これは1960年代か東京オリンピックのあたり

学生の時

代官山の同潤会アパートの食堂に入ったこともあった

冬だったので大きな薬缶がストーブにかかっていて

シュンシュンと音を立てて湯気を出していた

代官山はそんな所だった

もうひとつの写真展の「記憶」は

面白いものが1点あった

老人がベットに横たわっていて

天井には上下が逆転した風景が映し出されている

見た感じでは老人が夢を見ているという設定なのかもしれない

記憶に中に老人は生きている!

記憶の中なので上下や前後は逆さま

老人にとっては

世の中は正も逆もどちらでも良いということかな

だって幻想の中に現実が混ざっているだけだから

記憶の中の世の中なんです

この器のように

物の中心に真実が写されている

作者はマルヤ・ピリヤ

フィンランドの写真家マルヤ・ピリラの撮影技法≪カメラ・オブスキュラ≫は

被写体の居室を“暗い部屋”へと変え

室内と屋外の風景が混ざり合う幻想的な光の反射の中で

被写体を撮影するもの

これが今回の東京都写真美術館のなかでピカイチだった

現実など逆さになっても構わないものかもしれない

「インナー・ランドスケープス、トゥルク

https://www.city.taito.lg.jp/bunka_kanko/bunkasien/shienikusei/shienseido/taisyoukikaku/h30kikaku/InnerLandScapesTokyo.files/innerlandscapesTokyo.pdf

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