ランシモ

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③尾瀬、長蔵小屋から燧ヶ岳

2015-07-19 18:16:50 | 旅行記

尾瀬で泊まった長蔵小屋は新旧合わせて5つぐらいあった。

長蔵小屋は、いちばん古そうな山小屋が尾瀬沼の近くにあって、次に古そうなのがその隣にあり、どちらも大きいが今は何に使っているかわからない。

山のほうに別館があり、この写真の館が現在メインで使っている長蔵小屋でコース脇にある。

この日、日曜日の夕方ですが、お隣のヒュッテの人がきて「宿泊状況はどうだい?」。

受付にいたおじさんは、うーんまだまだだね~~~と。

私が受付した時にちょっと話したが、7月の梅雨明けぐらいがピークだと言っていた。

この日60人ぐらい泊まっていたが満員とは程遠い。

北アルプスや南アルプスの山小屋は、この時期、超がつくほど満員になります。有名な尾瀬とて登山者が減っているのかしら。

3000m峰が連なる南北アルプスは、山小屋が充実してきて、気軽に登れるようになったから、高齢者登山ツアーで満員状態。高山気分はそりゃ尾瀬よりアルプスのほうがあります。南アルプスの赤石や聖の小屋が満員だったのにはビックリします。ちょっと前だったら、山男しか来れない領域だったんですから。

でも、日本には人知れない良い所があるんですよ~~~。混雑はどうしても集中するようです。

この方達もツアー客で20人ぐらいのグループだった。引率者は右に立っている人で、日本に限らず世界の山の話をされていた。

この人が先頭であれやこれや教えながら歩かれて、最後尾に若い屈強な山男がついていた。2人体制ですね。

登山ツアー客達は高価な重そうなカメラを持っていた。白いキャノンの長玉で何を撮るのかわけわかめです。

三脚と一眼レフの放列です。

私はコンパクトなD5300+標準ズームで手持ち撮影撮りまくり。山では長玉はあまり出番がない。もし使うとしたら暗いレンズでも可、なぜならば長玉には必ず三脚使用が前提ですから。

私はニコンD5300の感度を上げたり下げたり、ぶれそうなときは物に置いたりして工夫していました。写真は感性ですよ、それと体力ですね。体力が尽きると意識が弱くなる、感覚が二の次になるのです。

尾瀬沼は水量が豊富なのできれいです。

iso1600ぐらいで撮りました。

1/20ぐらいなので手ブレ防止があってもぶれるときはぶれてしまう。そんな時はあきらめがかんじん。

岩とか木において撮ることもあります。三脚が無かったら工夫します。

長蔵小屋の前、沼ごしの燧ヶ岳。日没後20分ぐらいか。

こちらが、ちょうど日が沈むとき。

日が沈んでも、皆さん尾瀬沼のほとりを離れがたかった。

長蔵小屋の部屋は男部屋と女部屋に分かれていて、むろん家族部屋もあるようですが、部屋には2段ベットが4つあった。

私どもの男部屋は、皆汗をかいているので実に男臭かった。

窓はあるけど開けるわけにはいかない、、、。窓のサッシは当然2重サッシで防寒はばっちり。

トイレ、洗面はアルプスの頂上にあるような山小屋より充実している。水が豊富だから蛇口をひねればきれいで冷たい水がでます。

お食事は食堂で食べました。一度に100人ぐらいのキャッパはありそうです。

朝食を食べないでお弁当を作ってもらった。ついでに昼食分も頼みました。

私はできれば自炊しない。

軽量ザックで軽快にラッシュアタックのようにいきたいからです。

朝2:00起きで、2:30に小屋を後にした。

ゆっくり長丁場だもの朝早く出発。

燧ヶ岳の登りで振りかえったら墨絵のような世界が広がっていた。

樹林地帯を歩いているときは、とにかく真っ暗で2つのLEDで照らされているところ以外は何も見えない。

ヘッドランプは明るいけど、目線と同じところから照らすので地面の凹凸がわかりにくい。それと遠距離が見えない。

それで、もうひとつ遠距離照射のLEDを手持ちしています。遠くを照らすランプはコース確認のために絶対に必要です。だからデフォで2つのLEDランプは必要でしょう。手持ちのランプは地面の凹凸を陰影で確認するのにもあったほうが良い。ヘッドランプ以外のLEDランプが必要なのです。

トレイルの大会などでは、ランナーはヘッドランプと動体か腕に2つのランプをくくりつけ、手にもロング用ランプを持ちます。真っ暗な山道を走るんだからそれくらい必要なんですね。ロングがないとコースミスをします!

登るにしたがい空が明るくなってきた。これくらいだと、もうヘッドランプは必要ない。

正面高いピークが日光白根山2578m。

左にある台形の山が男体山2486m。

それから左に大真名子山2376m。太郎山2368m。いちばん左端が女峰山2483m。

どれも火山独特の独立峰です。

この山域の山々は登山者が少ないので踏み跡に注意です。

ガスったら笹藪の中の道はわかりません。

この時期の日の出は4:30あたり。

ちなみに朝焼けは日の出30分前。夕焼けは日没の30分後です。

8合目の表示を過ぎたら至仏山2228mが見えてきました。

尾瀬ヶ原もちらっと見えますね。

尾瀬は標高が高いのと積雪量が多いので、こんな高原湿原ができたんでしょう。

至仏山の後ろは、すると武尊山2158mか。

燧ヶ岳頂上近くの沢にはまだ雪が残っていた。8月になればさしもの雪も完全に溶けるだろう。

am4:40燧ヶ岳頂上です。

風が強くて、冷たくはないが体感温度は下がるので、ロングスリーブを着込んだ。

登山中はずっとTシャツのままでした。

夏山はいつも半ズボン。長めのランニングパンツです。

上は半そでTシャツが多い。3000mを超えると日中はいいけど夜半はロングスリーブを着ます。ザックの中に上下の雨合羽が防寒着を兼ねています。荷物は少なめでスピード・ラッシュアタックです。タイムはコスタイムの半分ぐらいかな。走ると1/4ぐらいになります。

シューズは今回はトレイルランニング用のアシックス・トラブコ。生地がゴアテックスの運動靴でソールが登山靴に準じている。ハイキングじゃなく完全にトレイルランニングで行く予定だったら、もっと軽量でグリップタイプのレース用ランニングシューズです。そのほうが濡れた丸太や濡れた岩に強い。

写真は日の出直後でコントラストが強かったので、D5300の新機構ハイダイナミックで撮りました。

2回シャッターが切れてハイライトとシャドウを合成してくれます。ハイダイナミックで撮ると、効果を強めにかけると不自然な絵になりますが、それはそれで面白い。動体や手持ちでは無理があるので、岩に固定してセルフタイマー。まー顔がつぶれたのはちょうど良い。セルフタイマーが使いやすいのもgoo。

つづく

②三平峠から尾瀬沼へ
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/cb36e1d9f6d4020361bac822e1f92a2b

④燧岳から尾瀬沼周遊
http://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/13f88215736aa7f01ea16c92aaede75a


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4 コメント

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爽やかですね (KIM)
2015-07-21 09:49:07
shimoさん

素敵な朝焼けをありがとうございます。山の暁はきれいですね、暑さからも喧騒からも解放されてリフレッシュできそうです。避暑にも最適ですね。
我が家は、柏崎では無名の山を過ごしていましたが、高尾山から散策を始めようと思います。
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Unknown (shimo)
2015-07-21 10:51:49
写真を多くとったので何回に分けて記事を書いています。最近はトレイルランニングはとんとご無沙汰です。畑をやるようになってから、行けなくなりました。日本の山は、北アルプスや南アルプスに人気が集中しているようです。どうしても話の種に高山になるのでしょう。
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Unknown (KIM)
2015-07-21 12:40:48
shimoさん

高山に人気が集中するのはよく報道されるからでしょうか?放送されたり紹介されると人気が沸騰しますね。初心者が中上級の山々で難儀するのはこのためでしょうか、身近にも素敵な場所はありますよね。
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Unknown (shimo)
2015-07-22 10:17:41
KIMさん
人は欲があるから、ツアーでガイドがいれば安心して高山へ登ります。体力がなくても登れるわけじゃないけど、ツアーも商売ですからダイジョーブと言うのでしょう。
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