高尾山の1号路を登り始めたら、ナンテンのような実をつけた植物を見つけた。
なんだなんだと立ち止まって話していたら、通りすがりの方から高尾山の植物図鑑をいただいた。
ミミガタテンナンショウという学術名だそうだ。
テンナンとナンテンは語呂がひっくり返っているけど、実の姿が似ている。
ナンテンは樹木の実だし、これは草の実だから変だなと感じたしだい。
きっと真夏になると赤くなるのじゃないか?
これが花で、実がなったのが先程のもの。
そう言えばこの花は、4月に陣馬山から藤野まで抜けたときに見かけました。
これこれ、不気味な草花だな、と思わず立ち止まって観察していた。
明るい所に生えていなくて、うっそうとした森の中の暗がりに咲いていた。
その薄暗くて陰気な場所のイメージもあるけど凶悪そうでしょ。
ふくらんだ花壺で、昆虫でもパクと食べそうでしょ。
もぐもぐ昆虫を食べる食虫植物かと思った。
本当はどうなんでしょうねーーー。
栄養分の少ない暗がりに生える草だから、栄養分を昆虫で補給しておかしくない。
コブラが鎌首を持ち上げた感じです。
ハエやコガネムシが花の縁にとまったら、ツルっと滑って中に落ちて、そこにはドロドロした昆虫の体を溶かす液体が入っている。ミミナガテンナンショウは、うま・うま・と昆虫をいただく、、、なんてことになればすごいなーーー。
想像ですよ~~~!
それで、たっぷり栄養をもらったら、いっぱい実をつける、、、とさ、ほんとかなーーー。
高尾山口に付いたら、駅の脇にある観光協会でこのパンフレットをいただくと良い。
いろんな情報や、割引券が付いています。
高尾山系ではよく見かける花です。
冬になると「しもばしら」という面白い花が城山周辺で見られます。
春先はこれかな!
2016年7月 真っ赤なキノコの一家を見つけた
https://blog.goo.ne.jp/photostudioon/e/d4717436a36f73b4ed277f81d078d155
あかちゃんキノコと母さんキノコ。
丸くて実にキレイだった。
ただ、白い鞘みたいなのが口を開けて不気味だなーーー。
なにか良からぬことを考えている娼婦みたいだ。
赤いキノコで男をだまして、近づいたらパクっと食べそうでしょ。