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日高の拾い昆布漁

2019-05-05 06:20:17 | 旅行記

北海道紀行6

日高の海岸で見た拾い昆布漁は、40年前に霧多布岬で見たのよりものんびりしていた。

霧多布岬で見たものは、、、それこそ映画の世界か、絵画の中か、白昼夢か、、、というくらい幻想的だった。

曇天の荒く暗い海の中に、波打際で胸まであるゴム長をはいて、黙々と海の中から昆布をとっていた。

その日は特別に波が荒かったのかもしれない。

その真っ黒な海の中に、腰まで海につかって昆布を引き上げていたのだ。

それに比べて今日の日高は、好天の中で打ち上げられた昆布を拾うのだから、のんびりしていた。

昆布漁は、夏場は船で岩場に行き、船の上から木の棒に昆布を巻き付けたりしてとる。

冬場は荒波で岩場から根っこがはがされた昆布を浜辺で待ち受けてとる。

たぶん、冬の北の海は波が荒くて危険で小舟は出せないのだろう!

晴天で気持ちよく襟裳岬を目指して車を走らせていた。

その時に海岸線のほうに何人もの人影を見たのがきっかけです。

ここでは若夫婦が昆布を干していました。

若夫婦と私は見たが、兄妹かもしれない。

この2人達は20代だろう。

襟裳岬に通じる日高道のわきの海辺で、何人も日高昆布にたずさわる人が働いていた。

まさに日高昆布の町でしたから。

日高の海岸です。

この日は陽気ないい天気だったが、前日まで大雨だし海が荒れていた。

潮だまりのように昆布などが打ち上げられる場所があります。

岩にしっかり昆布は付いているけど、荒波に岩からはがされた昆布は海岸に打ち上げられます。

それを人さまはいただくというわけです。

海の中に入って昆布を拾うこともあるだろうが、この日は打ち上げられた昆布を選別して、根っこを切ってくくって持ち帰っていた。

もっぱら女性が昆布を選んで根っこを切り束ねて、男が束ねて重くなった昆布束を車まで運んでいく。

日高昆布は肉厚で一級品です。

乾燥すると大きさは1/3になるそうだ。

太いロープで結んで引きずっていく。

根っこの部分や薄い部分は捨ていくようだ。

重たい昆布束を引きずっていくのは男の仕事だ。

もしかして、このような昆布漁も次ぐ人がいないかもしれないなーーー。

日本も終わっちゃうんじゃないかーーー。

良い見本が北欧のノルウェーやスエーデンのように、人件費をうんと高くすることです。安いものは日本では作らない。だからトヨタも安い車は中国製、韓国製にお任せする。電気製品や映像機器、カメラなどもうんと高価なものしか作らない。昆布漁のような仕事は高給がもらえて尊敬される仕事にする。だから日本の消費者だって、高い買い物をして物を長持ちさせる。国民の給料をあげて、日本の人口が減っても、国民全体がゆたり暮らすようにする。それには、女性の安定した職場環境が必要だな。自民党の古い頭の、おやじ議員は全員退場してもらわなきゃ!。大企業優先で90%以上の中小企業、商店を切り捨てている、そんな社会はまっぴらです。韓国がまさにそんな社会だと聞きました。

こうやって砂浜をずるずる引きずって、砂だらけになった昆布は水道の水をかけて洗うか、、、聞いた話では、さらに大きく束ねて沖のブイに吊り下げておくと、波に揺られて、きれいさっぱり砂が落ちるという。

それを、きれいな砂利の上に並べて乾燥します。

軽トラックが大活躍です。

日本の農業や漁業に欠かせない働き者の軽トラックです。

これが砂浜に並べちゃ、また砂まみれで汚れるので、きれいな砂利の上に並べていきます。

この砂利は観光客は踏んじゃいけません。

食べ物を干すきれいな砂利なんですから。

だから、立ち入り禁止です。

今の季節だと2~3日かかるけど、夏場は1日で乾燥するらしい。

ところがどっこい。

面白い話で、夏だと石まで太陽に熱せられて熱くなり、濡れた昆布が乾燥する前にゆだっちゃうそうだ。

石焼煮昆布というわけだ。

ゆだった昆布をさらに乾燥すると青くなってあれ~~~となる。

青くなっても味は変わらないそうですが、流通業者が嫌がるそうです。

アマゾンに限らないが、流通と情報サイトの検索など、大企業の寡占が問題なのでしょう。

 

岩場には昆布がぎっしり。

 どうみても青のりだと思うのだが、ここいらではそんなもの食わないだと言っていた。

 そりゃ昆布だらけだもの、そっちで稼ぐわけだ。

北海道の海がもたらしてくれる幸です。 

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