高水山の35kmから考えていたより、はるかに高低差があって、きつかった。
40kで制限時間は10時間だったが、タイムは8:19とギリギリ、、、完走者の末席にようやく滑り込んだ。
写真はシュナイダー碑を回り込んだところ。雲海の手前をアリさんのようにトップランナー達が走っています。
拡大するとわかるかも、雄大な風景でしょー。
朝もやの中を登っていきます。
太郎山のゲレンデです。先頭は走っているけど、中ほどですが誰も走っていません。先は長いからー。
この大会では、応援トレッキング・ツアーまで用意されていた。ガイドさんが付いて 小根子岳の頂上で応援していました。
大会で走っている人も、頂上につくとお弁当を食べたり、記念写真を撮る人がいっぱいいたそうです。
かく言う私も何枚か撮ってもらった。
左は横山さんじゃないかー。トップツーは給水ボトルを手渡しだったそう!
姫の写真を見ていると、15km地点でトップを争っていた2人のうち、1人はゴールしていない。3番手を走っていた横山さんもゴールしていない。
招待選手だから軽く走ったのかも。
頂上からの見晴らしですが、遠景はもやっていて見えず。潅木を掻き分け下っていきます。このあたりが菅平トレイルのいちばん気分のよいところ。
後半15kmは森の中や林道走りで、あまり見通しはよくなかった。最後のスキー場の下りは、もやっていなければ最高のビューかもしれないが、、。
今回の走りは満足のいくものではなかったけど、十分に菅平を満喫しました。学生のころスキーに来た以来だから◎◎年ぶり、、、。なぜか縁のなかった菅平だったから、良いきっかけになりました。
さて走りのほうはというと、、、。
スタートから太郎山をまいてシュナイダー碑までは順調。そこから野口みずきクロスカントリー・コースを過ぎ、四阿山(吾妻山)の中腹まで上り、トラバースして下る。ここまでは何の心配もなく順調。
暑かったので給水はしっかり取ったが、小根子岳の登りにかかると、足がピクピクと痙攣をし始めた。だいたい15km地点を過ぎたあたり!。小根子岳の登り初めで安曇野のランランさんが快調に抜いていきました。女子綜合で7位に入ったそうです。
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ここから先は長いので、しばらくスピードを緩めていたら足が徐々に戻ってきた。
ようやく小根子岳へ。頂上に姫が応援ツアーで待っていたので、記念写真を撮ってもらう。頂上にいるとランナーのシャッター押し係りになるそうだ。トップレベルの方はさておき、皆さん一休み。
その時点で4時間前だったが、順調でも7時間~8時間はかかるなーと頭の中で計算。
走る前は40kだもの6時間もあればなんて思っていたが、アップダウンがけっこうあってじかんがかかる。
今回は知らない山域だったので、写真をパチパチ撮りながらだったが、後半は森の中だし、走るのに精一杯で、カメラを取り出すことがなかった。
小根子岳からは広大な風景の中の一本道を下っていきます。足をいたわりながら走っていると、前を走っている人が、脇へよけて休むので、いつの間にか集団の先頭になり、思わずハッスルしてペースが上がってしまった。
後半に足がなくなったのは、このせいかと思います。前半に下りを飛ばしすぎると後半の下りに来ることがある。
いちど下りきった27kmポイントの給水で、私のレースは終わったようなもの。
ここで5時間59分だったが、ゴールが8時間19分だから、残り13kmを2時間20分かかったことになる。
この後、登りでは周りの人を抜いていけるのだが、下りがてんでダメになった。木の枝にしがみついて、ロボットの歩行のようにしか降りられなくなった。
下りの足が壊れたのがいたかった。
登りで抜いた人に、下りに入るとあっという間に抜き返され、しかもグーンと離される。そこまで足が残っていた人は、ゲレンデをものすごい勢いで下りていく。悔しかったなーーーー。
痛くてたまらなかったけど、ゴールのある大会だから、いつか終わるだろうと辛抱のひとこと。
もう時間内完走しか目標はなくなった。はなからリタイヤは考えなかったが、途中の関門のことを考えれば、完走最後尾に近かっただろう。
もともと下りは得意だったが、下りの足が壊れてはおしまい。
一夜明けて筋肉痛がすごい。
超回復を期待ですね。
来週の浅間登山マラソンに、この筋肉痛をいかすべし
帰りは日帰り温泉でゆっくり休んでから高速に乗ったので渋滞知らずだった。体を休めてスイスイ帰れるのだから、2時間ぐらい休憩 もひとつの手だろう。