中国足心道 足揉みぱくちゃん 「今日も元気だ!ご飯がうまい!」

「足揉みぱくちゃん」の療術師 市村良子の日々の出来事、暮らしを綴った日記です。

「文字に親しむ」べし。

2023-01-02 00:21:07 | Weblog
新年明けましておめでとうございます。

2023年、令和5年の始まりです。
元旦は過ぎ、今日は1月2日。
足揉みのご予約は4日からスタートしますので、今日と明日はまだ掃除をば。
今年も、皆様の毎日の暮らしが普通に続いて行きますように、サポートできたら幸いに思います。
ご自分の足と脳を信じて、神様に「もう、お前の努めは終わった。その地を離れて、ここへおいで」と呼ばれるまで、楽しく暮らして行きましょう。

先ほど、年賀状を書き終わりました。
元旦に間に合うように送ってくださった皆様、お返事年賀状を書きましたので、しばしお待ちを~。
昔は、年末、夫が消防団の夜警に出ている間に書いていたのですが、友人の一人に、年が明けてから「明けましておめでとうございます」って書くのが当たり前やろ~と言われて、なる程~と元旦に書くようになりました(低きに流れる性格ゆえ)。

なので、元旦に届いた年賀状に書いてある近況報告にお返事を書く形になります。
今年は、70代の友人が大腿骨骨折でリハビリと通院で大変な思いをしたとあったので、今や、内視鏡手術のお陰か、90代で大腿骨骨折したじいちゃんが、2ヶ月程の入院で、また自転車に乗ってるという回復ぶりやで~とお返事しました。

また、同い年の友人は、水墨画を習い始めましたとある。
それじゃ、この下半分のぼわぼわ~としたうさぎの絵は、彼女が描いた水墨画か?
三木市であった第九合唱団にも出てたし、週に何日かはまだ働いてるはずやけど、新しいこと始めたのか~。
来年の「龍」はもっと難しいで~。頑張れ!

などなど、書きすぎて紙面が足らずに、最後は虫眼鏡いる?みたいなことになっとる。
やっぱり、書く事が好きなんだな~、ワシ。

近頃は、60代、70代で年賀状を止めますとおっしゃる方が増える中、息子に届いた久しぶりの年賀状は、足揉み歴5年ほどの90歳男性からのもの。
5年程揉ませていただいているのに、今年初めて年賀状をいただきました。
二人で「何で?今年に?」と不思議に思っていると、ふと気がついた。
昨年、長年経営しておられた会社を廃業されました。
足揉みにお邪魔すると、居間の机に趣味のものを広げていることなどは、今までには無かったことでした。

「会社を止めて時間にゆとりができたんちゃう?それで、年賀状を書いてくださったとか」
年賀状は、達筆な自筆で書かれてありました。
その方へのお返事は、私が書いたのですが、筆ペン持つなんて何年ぶり?
表も裏も墨字で真っ黒。
味気ないから、赤い目のうさぎの絵を何度も練習して、隅っこにイラストを入れました。
何となく、それなり~。

余談ですが、本来息子がお返事を書くべきなのですが、息子は小学校で文字を覚える前に自己流で書き始め(その頃はすごろく作りにハマっておりました)気付いた時には、もはや修正不可能なくらいの文字で、以来その字を書いております。
足揉みのカルテの文字など、判読不能な場合もあり、つくづく入学してから書いてくれれば良かったと反省。
小さい子供さんが文字を書き始めたら、入学前でも速攻、お習字に通わせましょう。
その点、娘は文字を書くより、ひたすら外遊びが好きな子だったので、入学した頃に友人とお習字に通い始め、兄よりは読みやすい字を書いております。
書いていて思い出しましたが、息子には小さい頃から、1時間でも2時間でも本の読み聞かせをしておりました。
娘は、と言うと「ママー、Mちゃん寝てるよ~」と息子に言われてみると、ものの10分も経たずに爆睡中。
その娘も大人になってから本を読み始めたので、文字が嫌いではなかったのでしょう(本より泥団子が好きだった)。

「文字と親しむ」ということは、脳の好奇心を満たすのに、とても良いことだと思います。
この男性も、85歳までの自伝を書いて出版しておられます(続きを書こうかと思案中)。
引退されて時間ができたので、今年は自筆の年賀状を書かれたのかもしれません。

95歳まで揉んでいた「看板娘の愛ちゃん」も本が大好きで、90代の初め頃にお手紙をいただきました。
この年賀状が届いたときに思い出して、久しぶりに愛ちゃんのお手紙を読み返してみました。
わざわざ、ではなく、足揉みに行かせていただいた日に、ふと思いついて書いて送ってくださったものでした。
手の届く所に国語辞典と便箋と封筒のセットが、箱に入れてキチンと置かれていました。

前に、認知症の予防の一つに「料理する」「お金を管理する」そして「文字と親しむ」と書いたことがありますが、この三つのことができている間は、脳は退化することはないのじゃないかと思っています。
この90歳の男性や愛ちゃんは、長年、読んで書いて来られたからずーっとそれを続けられたのでしょう。
夫のように、読むのも面倒、書くのは3行以内と言う人が、全員認知症になるかどうか分かりませんが、今あなたが文字が好きなら、これから先、試しにずーっと続けてみられたらいかがでしょう。

私も、たとえ年賀状が1週間後に届くような時期に書くようになっても、書き続けてみようかな~。
え?そんなもん、イランて?
読んでもらえるよう、日々努力いたしますので~、もらって!

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