このようなコンサートが、隣町大泉で行われた。
この本の出版で中心人物は、俺の腐れ縁・・・高校時代の同級生で、京浜協同劇団で今、作家?演出家をやっているWという女性なのだ。
考えると、腐れ縁・・・地元でこのような企画とあれば行く以外に選択肢はなかった。
もちろん安達さんとも顔見知り、そして岡田京子と言えば、まさに僕の音楽の師匠だからね。
そしてまた、ピアノの、鈴木たか子さんとも、笠木さんとのCD作成以来、お近づきだしね。
新進気鋭の現代音楽の作曲家は、音楽祭で入選であるとか、彼の作品をニューヨークフィルが取り上げるとか、華々しいプロとしての音楽人生の只中、笠木透・我夢土下座と知り合い、「音楽とは何か?」と迷走・・・・いつしか、フォークスで笠木さんとドサ回りをすることになるのだった。
彼が発した上記の言葉は、僕らアマチュアには背筋が伸びるほどの、問答であり、今もって彼の発する音楽への問答は傾聴に値するという、厄介な人物なのだ。
その厄介さが凝縮された、この発売記念の本「音楽の根を掘る・・安達元彦」は手元になければ是非購入を勧める。
そしてまた、彼は京浜協同劇団の座付き作曲家であり、挿入歌の多いこの劇団の劇を一味も二味も素敵なものにしている気がする。
僕とこの劇団の関わりと言えば、先述のW女子に騙され、学生時代に「牙白く」という劇にエキストラで出たり、その後この劇団の名声を高める、「三文オペラ・金冠のイエス」を地元で上映のために関わったなどである。
さて、安達さんのアドリブなピアノの演奏で幕が開き、劇団員の「金冠のイエス」の主題歌?などが続いたのだった。
トリは、鈴木たか子さんの「MIN=YO」!
満席・・・だった。
たか子さん!
安達氏は、縦横無尽に語るのだった。
奥様・・・・・岡田京子さんもご挨拶。
最後は・・・安達さん・笠木さんの名曲「かたくりの花」の大合唱った。
笠木さんがここに居たら、これまた、縦横無尽・所狭しと暴れまくった気がするな。
演目お、そう少しだったろう??などと、観客は勝手に語るが、楽しいいいコンサートた。
安達さん本人がそこに居て、まじめにはじけて、これは本が売れたに違いないと思ったのだった。