極寒のしび(日々)。
6日には雪が積もって、7日朝もまったく解けず。例年なら七草は近所の田や畑、庭で採って作るのだが・・・
まず雪で探せない・・・そしてここ10年記憶にない12月1月の寒さで、七草が冬枯れを起こしている事態に、採集して作るは諦めざるを得なかった。
考えると中国の五節句の1つ、人日の節句には7種類の野草を食べる習慣があり、食べて無病息災を祈るわけだ。この風習が平安時代になると日本に伝わり、今の七草がゆになるわけだが、つまり平安・・・はるか西が長きにわたって日本の中心で、わが関東などは、東えびすの住む場所であったから、当然七草も温かい西の草たちなわけで、寒い1月には関東で七草を野原で見つけるには、やや季節的難がある気がする。
そんなわけで、10年ぶり?市販の七草セットを買ったが、しかしまぁ・・しょぼいね。
わしゃ、粥は好きなので、1月の暖かい日に、野原で採集して、何度か七草がゆ食べるさ。
スズナ・スズシロはコメと一緒に炊く。
青菜は茹でて、細かく刻んでおく。
炊き上がったら、青菜を混ぜる。
ふむ!
幸せな炊き上がり。
ちなみに、ノリの佃煮(今回はごはんですよ)塩辛、紅ショウガなど、粥と共に食べる、三種の神器だ。
4種の神器はこれに、梅干しが加わるのだ。
9日の濃厚接触者。
*女房・だけ。