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寒あけの四日、例によってクラブツーリズムのミステリー旅行に参加した。
四十名中、長久手で乗車したのは六名であった。
何処へ連れて行ってくれるのだろうと言う期待は日進ジャンクションから高速に入り、一路西へ走って居る様子。
やがて大津から北へ行くのか、山肌にはところどころ雪が残っている。
南丹に入り園部の井筒八橋本舗「新光悦」で、もう土産もの屋へ寄った。
その次ぎは日本最古の天満宮と、うたわれている「生身天満宮」それは菅原道真公が生きておられる時に祭祀されたと言う石段を何十段も上る大きい杉木立の参道のお社へ参った。
丁寧な宮司さんは車内にまで乗り込んでの一生懸命さであった。
バスは次ぎ同じ園部にある「八光亭」につき昼食となった。
お品書きを持って来るのを忘れたが、完食をする若い方と違って鍋の丹波牛は頂いたが後は5、60%を食した。
次ぎは嵐山へ行き渡月橋を渡ったり虚空蔵法輪寺へ参る人やら、食べ歩きをしたりして、指定された時間に、嵐電の嵐山駅から四条大宮まで電車に乗り、先回りして待っていてくれたバスで西本願寺へついた。
閉門が五時までなので、参拝や見学はそこそこにして向かいの西利漬物店で試供品のつけものやらワインの飲み放題で疲れを癒した。それからは一路帰名し、長久手に着いたのは朝八時に出て二十時過ぎ十二時間の 多彩な一日旅であった。
俳句 桂川鳥語の春をよぶ様に
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