おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

 少 子 化

2023-05-23 21:02:13 | Weblog

 最近、少子化が進んできたので、政治も対策にのりだして、取り上げるようになってきた。
特に保育関係では保育士のなりてが不足しているらしく、それに伴って不適切な保育が、ニュースになり、その現実や、調査結果が新聞に載ったりテレビで放送されたりすると、保育園が安全地帯だと思っていた子育て中の親は悩んだりする。
 送迎バスに置き去りにされて亡くなった例もあった。
親自体が過保護に育った年代なので、心配すること大である。
 ちなみに八十年以上も前の私の幼稚園の時はと思いだしてみると、弁当の時間他の子のように、さっさと食べきれず昼休み中食べさせられていた。𠮟られないので、こちらは弁当箱の御飯を、一粒一粒、要らないものは要らないと」言わんばかりに口に運んでいて先生に「ほらご覧一時間も経っていて次のお稽古の時間になってしまったじゃないの、もうやめて鞄に入れなさい」と言われたものである。
 こちらはSちゃんとブランコに乗れなかったなあと思うだけで恥ずかしいとも思はずに家に帰って親に言うと、次の日は好きなパンを持たせて貰って意気ようようとしていた。
 それにしても先生が脅迫的な言葉をかけたりしなかったので今取り上げられるような不適切保育とは、ならなかった。
 やがて戦争が始まると小学生の弁当を持って来れない子に先生が自分の持って来た弁当を陰で与えていたりした。
 今私の孫の一人が保育士である。自分の子育てに三年も休めるそうな。イクメンパパもありの時代である。
 大切に育てた子が戦争で消耗品のように命をとられることのないようにみんなで守って行きたいものである。
                                            
俳句  戻り寒テレビニュースに腹たてて
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