おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

白内障の手術

2018-09-16 22:35:05 | Weblog

 毎朝 6;00時に 玄関先のポストへ新聞をとりに行って、テレビの朝ドラが始まるまで2時間読む。
 ところがここのところ急に字が小さく灰色になって読みにくくなった。不都合なので、愛知医大で診てもらうと「白内障も少し入っているから手術しましょう」と言われて「ベガモックス」の薬を与えられ一週間毎日挿して待機した。主治医は孫のような若い可愛い女性だった。「遠くが良く見えるようにが良いか近くが良く見えるようにが良いか」と予期せぬ質問に「近くが良く見えるほうが良いです」と答えた。「両方良く見えるほうが良いです」と言う機転がきかない私である。所要日数は入院3日と通院と待機期間とで20日であった。
 最初は左目をやって約束通り一泊した。眼圧が低いからともう一泊した。ものが白い輪郭だけしか見えないのでもう1泊と言われたが、通院するからと帰った。4人部屋であったが、1人づつカーテンでしきってあるので、天井を見て眠ってばかりいた。そのくせ片目であちこちスマホでメールをしている横着な私である。1週間後今度はよく見える右目を手術した。今度の部屋は、私の家のあたりまで見える広大な窓際であれがアピタであれが学院の森でと楽しんで眺めた。多くの車が駐車しているのに人様の出入りが全くないので、迎えにきた娘に言うと「あれは職員のであってお客のは建物の中に収まっているのよ」と教えてくれた。ことほど左様に大勢のスタッフでルールどおり、そん色のないように、仕事が流れて行く。次の日息子にスーパーへ買い物に乗せて行ってもらったが、親から譲られた体に、メスを入れるのは罰当たりである。くわばら、くわばら独り住いでも家がいい家が良い、わがままなお独り様のお膳立てをして喜んでいる。日にち薬で本当に目が良くみえるようになるのかなあ。次回は10月3日に娘の付き添いで診察に行けば良い。
  

         俳句    干支も酉羽抜け鶏とは吾がことよ

 

コメント (1)
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