おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

今年は長浜の盆梅展

2020-02-19 12:51:43 | Weblog
 中国から始まって感せん経路が判らないので、新型コロナウイルスによる肺炎を巡り日本中が、やきもきしている最中に、前からの決め事であっ
たので、岩崎老人会の「町竹いきいきクラブ」の研修旅行は、18日長浜の盆梅展の見学に行くことになった。
 当日早朝ゴミを出しに行くとき雪がちらほら舞っていたので、杖変わりのカートに傘をセットした。8時40分のバスに乗ろうと表に出ると、何んと快晴の日柄であったので、傘をはずして出かけた。
 公民館から9時に、市のバスに26名が乗って出発した。
 途中養老インターで休憩する頃になると又雪が降ってきて其処を堺に本格的な雪降りとなった。今年は見ることのなかったぼってりとした、雪景色をスマホで何枚も写真に収めた。
 米原の先の長浜の「慶雲館」に着いた。
 明治時代の総理大臣「伊藤博文」が名付けの親だという「慶雲館」は座敷なので上履きに履き替えて大きなすばらしい90鉢ほどの盆梅を見てまわったた。一鉢一鉢趣がちがっていて「千代の苔」「高山」「瑞光」「昇龍梅」「蓬莱」「林光」「芳紀」「不老」「芙蓉崎」「雛紗」「花音」「紅霜」などと永年大切にしてきたのであろう古式ゆたかな名前がついている。
 わたしの身の丈ほどの梅ノ木がそれぞれ違った花を咲かせて鉢に植えられているのは圧観である。本体か支えの巨木であるのか見極める目も必要である。花の色もさまざまで奥深さや大小があって紅白といちがいには言えない。今迄にこれだけまとまって盆梅をみたことがないので、何枚も写真に撮った。小鉢も多くあって、赤い雛壇に人物と見立てて飾ってあるのも、微笑ましい。
 そこを出てから、食事どころのホテルリゾートナガハマまで雪解けの道を15分ほどあるいた。それぞれ飲みたいもので、乾杯をしてフルコースの盛り合わせをいただいた。
 養老のサービスエリアからは又、又、雪の無い現実世界に戻されて楽しい老人会の旅は終わった。
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同人

2020-02-01 17:12:58 | Weblog
元は新聞広告を見て、名東区高針の「西友」で開かれた作文教室に参加した5、60人の集まりであった。
 53歳くらいであったのだから、30年以上の仲間である。いろいろ変遷もあって、最後は「もめん」と言う名の13名くらいのメンバーであった。2年ばかり前に会長に花束を贈呈して解散した筈なのに、新年会だけが毎年続いている。栄えの「蓬莱」がなくなってからは「梅の花」に集まっている。今年も「女正月」とばかりに8人が顔をみせた。
 気心の知れた者ばかりなので、お品書きの豆腐ばかりの15品目の料理を頂きながら、近況報告になった。亡くなった2人には誰も触れない。
 会長は会計事務所をしていた夫を先年亡くし独り住いで趣味のパッチワークだの水泳教室へ通っている。パッチワークの完成品を見せながら「最近独りで入れる施設」ばかりを探して見学に行っているのといわれると、「わたしも」「わたしも」と2,3人が同調した。
 私と同い年のSさんは、今も芸文で絵を習っているが、今年は絵が3枚も売れて嬉しいとにこにこ顔である。この人と八事のТさんは子供を生んだことのない人であるが、Тさんは犬が子供代わりとみえて可愛くてしかたがないらしい。
 私の発言の番では、「私最近左手をあげたあたりに死という字が絶えずあって何事によらずそれに従って生きているような気がするので、皆さんはどうなのとお聞きしたくて。」と言ったら、「そうよ」「そうよ」の声はあるものの、年齢の開きがあるので・・・
 Мさんは山登りが楽しみで、それと洋裁「今日着てきたこのベストも着物の(道行)をこわして縫ったの」とおっしゃる。1日おきに8000歩歩くのですって。
 「来年どうしましょう」Тさんが「来年は私が、此処へ申し込んで皆さんに連絡するわ」と又来年の楽しみができた。8人の内訳は名古屋3人日進2人尾張旭1人東郷1人祖父江1人である。
      俳句   新年会に女性専用車始発駅
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