おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

年 度 替 わ り

2015-02-23 20:47:10 | Weblog

 町内の自治会の組長をしている。
私の受け持つ三組は、企業や学生マンションが多くて、住んでいる人が少ないので、万年組長である。
 一年があっと言う間に過ぎて、又、定時組長会を三、四回する三月がやってきた。
 この自治会の前年度の一番大きな課題は、防犯カメラを三箇所に設置することであったが、役員や組長の女性五人は、男性の自治会長一人に任せっぱなしであった。
 業者の中電やO電気に始まって市役所やら県までも許可申請が必要である。   設定場所がこちらの思うようにスムースに行かなかったりで、次年度へ繰越してしまったと言うか振り出しに戻ってしまった。
 事をなすには些細な事でも大げさになって難儀なことである。
 
この会長はマンションのオーナーなのでその役をやってくれている。
 定年になったので、社会参加をしようとする男性は一人も居なくて働き盛りばかりなので女性の役員になってしまう。
 二月になって、隣を買って入った住人が自営業であるらしいから副会長をやってもらえないかしら。
 例年のように会長の指示のもと、手分けをして総会召集通知の発送や委任状の回収、総会開催結果報告、組合費の請求書の発信、集金などをしなければならない。
 自治会長は言うに及ばず、決算書や報告書、会計や監査の方もご苦労様である。

    俳句   梅咲きて年度初めの集会所

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「老 人 力」 に ち な ん で

2015-02-15 21:55:42 | Weblog

 齢を聞いたことがないが、六十代と思われる男性の句友の二人が「今日は猿投山へ登る約束をしていたんだけど、こんなに雪が舞ってはと中止にした。近くでモーニングをしているので、俳句部の用を足しながら、尾張旭の仏像を見に行くけど貴女も行かない?」と電話をしてきた。
 迎えの車に乗って、古戦場、長久手市役所、ござらっせと会員の俳句を配りながら、尾張旭のとある池のほとりの仏像を見に行った。
 小高い坂や階段を登ると真新しい大きな仏像がカラフルな色合いで二体そびえていた。
 集会場には、どこにでもあるような寄付の連名の札がかかげてあって、横井庄一さんの奥さんの名前も参見される卍印の弘法様であった。
 愛知医大の池かとも思ったが違うらしい。万博のあったところの「安江」という蕎麦どころでお昼をいただいて雑談をした。
 楽しかったので次の日の二月十一日に日進市民会館であった日進、豊明、長久手、東郷主催の「生きよう、昨日、今日、そして明日」の講演に、私の主治医の永井修一郎先生も「聞いてガッテン!めざせ百歳」と題して話されるので誘ったがこられなかった。
 やはり彼等は山登りをするくらいなので若いとみえる。
 その会場で会った知り合いの方達はいづれも七十代後半か八十代の人たちであった。
 かく言う私も七年位前に今は亡き能戸先生に赤瀬川源平の「老人力」が面白いよと教えてもらったが、そのタイトルに興味を示さなかった。
 昨日アピタの本屋でそれを購入して読み始めるとなるほど、なるほどと今日は一日それに没頭してしまった。
 八十歳も越えると、一歳二歳が大きく左右する。
 本の内容の「老人力」を借りて言う訳でもないが、折角の名調子の永井先生の話を聞いても右から左へと筒抜けてなかなか記憶にとどめる事が出来ないでいる。

      俳句   山里や像のはたなる梅の花

 

 

 

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又もやミステリー旅行

2015-02-06 19:12:38 | Weblog

 寒あけの四日、例によってクラブツーリズムのミステリー旅行に参加した。
四十名中、長久手で乗車したのは六名であった。
 何処へ連れて行ってくれるのだろうと言う期待は日進ジャンクションから高速に入り、一路西へ走って居る様子。
 やがて大津から北へ行くのか、山肌にはところどころ雪が残っている。
 南丹に入り園部の井筒八橋本舗「新光悦」で、もう土産もの屋へ寄った。
の次ぎは日本最古の天満宮と、うたわれている「生身天満宮」それは菅原道真公が生きておられる時に祭祀されたと言う石段を何十段も上る大きい杉木立の参道のお社へ参った。
 丁寧な宮司さんは車内にまで乗り込んでの一生懸命さであった。
 バスは次ぎ同じ園部にある「八光亭」につき昼食となった。
 お品書きを持って来るのを忘れたが、完食をする若い方と違って鍋の丹波牛は頂いたが後は5、60%を食した。
 次ぎは嵐山へ行き渡月橋を渡ったり虚空蔵法輪寺へ参る人やら、食べ歩きをしたりして、指定された時間に、嵐電の嵐山駅から四条大宮まで電車に乗り、先回りして待っていてくれたバスで西本願寺へついた。
 閉門が五時までなので、参拝や見学はそこそこにして向かいの西利漬物店で試供品のつけものやらワインの飲み放題で疲れを癒した。それからは一路帰名し、長久手に着いたのは朝八時に出て二十時過ぎ十二時間の 多彩な一日旅であった。


  俳句   桂川鳥語の春をよぶ様に

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