おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

敬老の日

2021-09-20 15:11:06 | Weblog

 コロナ禍で、旅行に連れて行ってやれないからと、娘が自宅へ誘ってくれた。近くに住む孫娘夫婦も来て、そこまで上等のでなくてもという、お寿司を大きな寿司桶いっぱいに並べて、茶わん蒸し、肉のから揚げ、箸休めの煮物、漬物、フルーツ等、精一杯のご馳走で招いてくれた。今の世の中飲み物は銘々で娘と私はノンアルコールのブドウの匂いのするビールにした。
 さあ次は、カラオケ大会である。孫の主人始め娘の旦那やら娘も孫も、みんな上手で而も私の知らない最近の若い歌手の歌が次々出てくる。私は二十年前に流行った歌を歌い、あまりにも声の出ないのにびっくりした。昔、九十代の母が十八番の「長良川艶歌」を歌うのにしばしば音域が外れるのを内心こころよく思はなかった自分にそうか、声帯も歳をとると変わるのだなあと納得した。
 テレビ画面にこちらから操作しているのに選曲した曲の名前を控えて来なかったのでここで並べることができないのが残念である。五人順番に五曲くらいずつ歌ったら十時にもなったので明日仕事という孫の夫に合わせてお開きになったが、彼はこの人達の結婚式の日のブログにも書いたと思うが本当にうまくて歌手並みなのでうっとり聞きほれる。
 明けて次の日の今日は我が家のお墓に秋分の日のお花を活けによりながら送ってもらって帰宅した。お墓には既に直系の男の孫であろう日本酒の一合瓶が供えてあった。
  ありがとう、ありがとう。
            俳句  高速路法面つたい凌霄花


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする