おにゆりの苑

俳句と俳画とエッセー

  久  闊  

2021-08-27 17:21:59 | Weblog

  四人グループのうちの一人から、懇親会の誘いがかかった。コロナ禍と言えども行かねばなるまい。
一人の男性は長久手市の方であるが、ここ十年位は日進市の俳句句会をあちこちしておられた。本日の思わくは、しるよしもないが、今は四人が花の句会、きら句会、市民教室、にぎわい句座などとそれぞれ、自分に合ったところに所属しているが、もとはといえば気の合った同士、先ずは男性宅に近い私を拾ってもらい次は二人の女性を一緒に車で拾ってもらって、本郷の「あさ乃」という食彩館へ案内された。
 そこの名刺をいただくとどうしてか、私の手元に同じものがある。車を辞めてシルバーで
「はがき絵」を教えておられるAさんにでも戴いたとしか考えられない。
 鮭の刺身丼から始まって魚のおいしい店であった。
皆、懐かしさに取り留めのない話をして食事を終わり、次は東郷町の「こんどう」という珈琲店へいった。広場の向こうには新米がたわわに実り葉の緑の色が変わるのを待つだけの田んぼが広がっていたのに写真を撮るのを忘れた。
 帰りの車の中では男性とyさんが、今度の総選挙の話をしていたが、耳の遠い私は黙って聞いていた。
 家の通りの角で車から降りるときに「今度、日進からオール撤退されるそうですが」と理由を聞こうとしたが、「そう、撤退しますよ」と言われただけで、理由は聞けなかった。今迄良く世話になった人だけに今後の様子が気になることである。

         俳句  新米や俵の山で遊びけり
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八月という月

2021-08-09 14:39:04 | Weblog

 2021年8月8日東京五輪は閉会した。
招致に当たっては感染症が拡大する中で、コロナ禍の日本が開催すべきではないとの多数の反対もあり、当初掲げた理念を強行したい、政府側とで側とで意見の相違で大変であった。
 国民は大会が無観客なのでもっぱらテレビ観戦であった。
私的にはそれでもソフトボール、野球、ゴルフ、卓球などそれはそれで、家事の合い間に楽しませてもらった。日本は金27、銀14、銅17個と主催国の面目を果たした。疑心暗鬼ながらオリンピックは終わった。
 それでなくても八月は広島、長崎、終戦などと大きな記念日がある月である。個人的には先祖の墓参りをすることになっている。台風もよく来る月で、頭の中をよくよく整理しておかなくては支離滅裂になりかねない。そんなこんなの今日この頃、閉鎖寸前になっていたパソコンが3代目の買い替えとしてかえってきた。名刺並みに張り付けていたあて名フアイルは消えてしまっている。どうやって元の形に戻そうかと思案する暇もなく、完治したはずの膀胱炎らしき症状が突然やってきた。3日目であるが、医大病院へ行くと一日がかりなので街の医者へ娘同伴で行ってきた。岐阜県の実家の墓参りも年齢的にそろそろ最後かと思うと行きたいし、我が家はすでに息子が仏の両脇に盆提灯をしつらえてくれている。ここ一週間は兆戦あるのみである。

     俳句   百合咲きて優しき我が家となりにけり
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